[’０７スイス]の記事一覧 | 助手席で口出し

光明池

　というような調子で、くたびれて、光明池のバス停まで帰って来ました。　南海バスの関空リムジンバスの運転手さんは、客の荷物には、できるだけ労力を使いたがりません。　今回は、歩道とは柵や鎖でさえぎられた車道に荷物を放置されました。　　

2007年07月16日

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ミラノ・マルペンサ空港

　再び、「イタリア病の教訓」（松本千城著、洋泉社新書）からの引用です。　「ローマでは道路工事や交通規制のためバスのルートが頻繁に変更になる。これ事態は仕方のないことだが、ルート変更については乗客に何らアナウンスされないことが多い。バス停に張り紙もなければ、運転手が車内放送をしてくれるわけでもない。バスがいつもと違う角を曲がったとたん、乗客はざわつきはじめ、運転手に質問・苦情が殺到する。しかし運転手からすれば、ルート変更の通知はバス会社の「他の誰か」の仕事であり、自分の職責とは関係がない。したがって、詰め寄る乗客に対してまったく申し訳そうなそぶりも見せず、『今日はちょっと違うんだ』といってのける。」　これと同じような経験を、しました。　場所は、ローマではなく、ミラノ。　バスのルート変更ではなく、飛行機の離陸時間の変更です。　６時間近く、遅れました。　理由は、道路工事や交通規制ではなく、「機材繰り」のためです。　「機材」とは、日本語のイメージとは異なり、飛行機に使用する単なる機材ではなく、飛行機自体のことをいいます。　つまり、飛行機の調達ができないために、離陸時間を変更する、ということです。　アリタリアの従業員に詰め寄りました。　対応は、バスの、運転手と同じです。　日本人のおばさんで、この空港で、アリタリア航空の従業員をされている方がいらっしゃるようです。　かなり、ヒステリックに、「機材の調達ができない」というだけです。　「機材」を、「飛行機」とも言い換えません。　もちろん、飛行機の調達ができない理由は、訊いても、いいません。　「飛行機は、あちらこちらを飛んでいるのです。」と、いうような、あたりまえのことを言うだけです。　ローマではローマ人のように振舞え、です。　マルペンサ空港で何かあったときに、ぜひ、アリタリア航空の職員と掛け合ってください。　楽しいたびの思いでも、いっぺんに、吹き飛んでしまうことでしょう。

2007年07月16日

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ミラノ・マルペンサ空港

　国営アリタリア航空の不振は深刻なようです。　　昨日(７月２４日）の、日経新聞夕刊に、「欧州航空に再編機運」という記事が出ていました。　イベリア航空よりも、塔乗客数が少ないです。　まあ、仕方ありません。　この、大競争時代に、かつての、日本の国鉄を思い出させるような、接客態度です。　イタリア人と、日本人は、国民性に大きな違いがあると思うのですが、こういう、既得権益が強く守られた組織では、同じような接客態度です。　イタリアだけの旅行なら、まあ、こんなものか、と思ったでしょうが、スイスからですから、かなり、こたえます。　そもそも、イタリア人は、西ヨーロッパの他の国からは、かなり、なめられた国民だと思うのですが、けっこうこれが、日本人観光客をなめてかかります。　まあ、ここまでは、普通ですが、日本には、イタリアびいきの知識人が多くて、単に、日本人との価値観の違いのような調子で、イタリアを紹介されている読み物が多くて、話をややこしくしています。　貧富は、直結はしませんが、まあ、常識的に考えて、盗人や、ぼったくりの多い国民が、なめられないはずはないのです。　　

2007年07月16日

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チューリヒ空港からミラノ・マルペンサ空港

　チューリヒ中央駅は、大きい駅ですが、その一方、チューリヒ空港は、こじんまりとしています。　遠いところに行く飛行機は少ないようです。　なじみのあるところでは、ニューヨーク、ダラス、フィラデルフィア、東京などといったところですか。　出国チェックは適当です。パスポートを開けてみようともしません。　まあ、出国する分には関係ないですから。　機内持ち込み荷物の検査は、出国の後です。　スイスに来たときとは異なり、アルプスの山々が、きれいに見えます。　写真には、写っていませんが、下に、ルツェルン、フィーアヴァルトシュテッター湖、遠くに、マッターホルンも見えます。

2007年07月16日

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チューリヒ

　また、中華料理で、夕食です。　　グリンデルワルトで２回、ルツェルンで１回、７日間の旅行で４回目です。　ミュンスター橋近くの、リマト川べりにあるレストランです。　このレストランは、今回持って行った、ガイドブックには出ていませんでしたが、３年前にきたときに、行ったことがあります。　グリンデルワルトやルツェルンのレストランに比べると、やはり、味が洗練されています。　ホテルは、チューリヒ中央駅から、空港行きに乗って、二つ目の駅にあります。　夜、１０時頃です。　スイスの、検札は、徹底してます。　挟み撃ちで、来ました。　高校生くらいの、子供が、かかったようです。　スイスでは、一切の無賃乗車を排除しようとする決意が感じられます。　これで、今回の旅行は、ほぼ、終わりです。　次の日には、楽しい思い出を胸に、日本に帰ります。　と、思っていたら、ミラノ・マルペンサ空港で、楽しい思い出は、吹っ飛んでしまい、気分の悪い状態で、日本に帰ることになりました。　写真は、ミュンスター橋から見た、夕暮れ時のチューリヒ湖。　　

2007年07月15日

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ルツェルンからチューリヒ

　ヨーロッパには、次のようなジョークがあるそうです。「天国ではイギリス人が警察官、フランス人が料理人、ドイツ人が修理工、イタリア人が愛人、そのすべてをオーガナイズするのがスイス人。その逆に地獄ではイギリス人が料理人、フランス人が修理工、スイス人が愛人、ドイツ人が警察官、そのすべてをオーガナイズするのがイタリア人。」　これは、「イタリア病の教訓」（松本千城著、洋泉社新書）という本から引用したのですが、「そのすべてをオーガナイズするのが」というところを、「執事が」と訳されているのもあるし、その他にも、いろいろな、ヴァリエーションがあるようです。　地獄では、「スイス人が愛人」ということになっていますが、スイス人は、男性も女性も顔立ちは良いです。　ルツェルンからチューリヒへ行く列車で、向かい合わせに座った女性は、鼻と、右下唇、それに、歯茎にまでピアスをしておられます。　その、横に座られている彼氏も、その女性にお似合いの格好をしておられます。　お二人とも、歯列も矯正され、整った顔立ちです。

2007年07月15日

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ピラトゥスからルツェルン

　このような風景とも、お別れです。　くちばしの黄色い、カラスのような鳥が飛んでいます。　鳶のように、滑空しますから、カラスの仲間ではないような気がしますが。　５時４５分頃、ロープウェイ乗り場に戻ってきました。　最終の便が、夕方、６時だということは、知りませんでした。　登山列車は、まだ、あるようなので、直ちに、山頂に、取り残されるということはなかったようですが、危うく、乗り遅れるところでした。　　　ロープウェイとゴンドラリフトの乗り継ぎで、ルツェルンまで、下ってきます。　ゴンドラリフトを、降りて、バス乗り場までは、１０分ほどの、ハイキングコースのような道です。　バスで、１５分ほどで、ルツェルン中央駅に着きます。　

2007年07月15日

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ピラトゥス（１２）

　来た道を引き返します。

2007年07月15日

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ピラトゥス（１１）

　トムリスホルン（２１２９メートル）から見た、ピラトゥス・クルム。　山腹を削り取った道伝いに、ピラトゥス・クルムから、歩いてきました。　

2007年07月15日

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ピラトゥス（１０）

　ここを登ると、トムリスホルン（２１２８メートル）山頂です。　山頂は、２０畳ほどの広さで、この登り道以外のところは、断崖絶壁です。　直径１０センチほどの丸木を、たて半分にしたようなものを、横２本ならべて、柵にしていますが、とても、端の方には、近づけません。　４～５人の方がいらっしゃいました。　　３６０度の、パノラマです。　南側の、アルプスの方角が、特にすばらしい眺めです。

2007年07月15日

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ピラトゥス（９）

　トムリスホルン（２１２８メートル）山頂が見えてきました。　手前は、右も左も、奈落の底ですが、この山の向こう側までは、乳母車でもいけます。　そこから先は、階段状の道です。　断崖絶壁の道を、赤ん坊を乗せた乳母車を押していたお母さんがいらっしゃいました。　スイス人は、赤ん坊のときから、断崖絶壁に慣らされるようです。　自転車は、バランスを崩したとき、命の保証がないですから、さすがに、見ませんでしたけど。

2007年07月15日

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ピラトゥス（８）

　ところどころ、岩をくり抜いて、道にしています。

2007年07月15日

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ピラトゥス（７）

　けっこう、スリルがありますが、道は平坦で、歩きやすいです。　スイス人は、観光資源があると、相当に危険な場所でも、手軽に行ける交通手段を設けて、さらに、そこから、乳母車ででもいけるような、ハイキングコースを整備してしまうようです。　楽して、観光で、儲けている訳ではない、ということですか。

2007年07月15日

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ピラトゥス（６）

　ここからは、ピラトゥス・クルムからトムリスホルン(２１２８メートル）の往復です。　道幅は、人がすれ違うに十分な広さですが、断崖絶壁を削り取っただけの道で、もちろん、足を踏み外せば奈落の底です。　ワイヤを２本張っていますが、人がすり抜けるには十分過ぎる隙間があります。

2007年07月15日

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ピラトゥス（５）

　アイガー、メンヒ、ユングフラウも写っていると思うのですが。

2007年07月15日

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ピタトゥス（４）

　コースには、岩をくり抜いたところも、多いです。

2007年07月15日

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ピラトゥス（３）

　フィーアヴァルトシュテッター湖側。　東の方角です。

2007年07月15日

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ピラトゥス（２）

　南側、アルプナハシュタット側です。　リギに比べると、アルプスは近くに見えます。

2007年07月15日

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ピラトゥス（１）

　ここは、他の観光地に比べ、極端に日本人が少ないところですが、かなり良いです。　リギに比べ、アルプスを近くに見ることができます。　リギが、なだらかな山であったのに比べ、ここは、かなり切り立った山です。　　歩くコースは、３つほどあるようです。　まず、登山列車が着き、また、ロープウェイ乗り場のあるのは、エーゼル峰（２１１９メートル）を少し下ったところで、そこから、エーゼル峰に登るコース。　写真は、二つ目のコースを歩いているときに撮った写真です。　二つ目は、ホテル・クルムの上にある岩山で、これもピークになっています。　三つ目は、トムリスホルン（２１２９メートル)まで登って、帰ってくるコースです。　まあ、他にも、道はあるようですが、どんなコースか、見当が付きません。　昼食後、二つ目のコースと三つ目のコースを歩きました。　以下の写真は、そのとき撮ったものです。　「ピラトゥス」は、古代ローマのユダヤ属州の総督の名前が由来とのことです。　ピラトゥスは、キリストの処刑に関与したとして、キリスト教徒からは憎まれている人です。　この人は、映画、「ベン・ハー」の有名な戦車の競技シーンで、新総督として、スタートの合図のハンカチを落としたり、ベン・ハーに冠を授けたりするだけの、完全な脇役で登場しますが、けっこう、強烈な印象を与えます。　　　　

2007年07月15日

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アルプナシュタットからピラトゥス

　乗り物の中で、髪を梳いたりするのは日本人だけではないようです。　向かい合わせの席に座った、中国語を話されるキャノンのカメラをお持ちのご婦人は、狭い登山列車の中で、長髪を梳いていました。　立山アルペンルートの立山から美女平並みの急勾配を、ケーブル・カーではなく列車で登ってゆきます。　　勾配率４８０パーミルということですから、１０００メートル進むのに４８０メートル上がるということですから、もちろん普通の列車では滑り落ちます。　　写真は、もちろん、上がった後で撮ったものです。　出発駅のアルプナハシュタット付近が、最も勾配があったように感じました。

2007年07月15日

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アルプナハシュタット（２）

　世界一急勾配の登山列車である、ピラトゥス行きの登山列車乗り場は、大変な混雑で、車道に人があふれるくらいです。　ここで、1時間くらい、待たされました。　切符売り場のおばさんは、2フラン硬貨と間違えた500円玉を、「スイスの硬貨と違うのが混ざっている」と、目ざとく指摘します。　日本語、ハングル、２種の中国語の表示もあります。　登山列車は、まるで、ケーブルのように斜めになっており、乗り場も、階段状です。　ロープで、引っ張らないでよく落ちないものです。　写真は、船着場から登山鉄道駅の途中の地下道に設置されている、車椅子を運ぶ装置です。　

2007年07月15日

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アルプナハシュタット（１）

　午前１１時過ぎに、アルプナハシュタットの船着場に到着しました。　スイス人は、おそらく、日本人よりずっと、ハイキングが好きです。　老いも若きも、男も女も、太った方もやせた方も、犬も人間も、山の上のハイキングコースに、向かっています。　この日は、とても天候がいい日で、日曜日です。　ピラトゥスはとても険しい山ですが、道が整っているということもあって、乳母車に赤ん坊を乗せた若いお母さんも多いです。　

2007年07月15日

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ルツェルンからアルプナハシュタット（４）

　船は、フィーアヴァルトシュテッター湖から、アルプナハ湖に入ります。　風は爽やかなのですが、日差しが強くて、かなり暑いです。　船は、湖のずっと奥の方まで入ってゆくようです。

2007年07月15日

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ルツェルンからアルプナハシュタット（３）

　優雅な生活をされている方もいらっしゃるようです。　ボート付きの別荘のようなものが、が多くあります。　後ろに、ピラトゥスが見えてきました。

2007年07月15日

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ルツェルンからアルプナハシュタット（２）

　とても暑い日です。　女性は、ノースリーブで、胸も半分くらい出し、太ももまで日に当てている方も多いです。　年をとるとシミになるのは分かっていると思いますが、それでも、太陽を浴びたいようです。　日本の女性のように、暑い日に、顔はすべて覆って、長袖シャツを着て、その上、手袋までされている方は、いません。　ところが、子供は、こういう格好です。　熱中症のようなものにかかる子供が多いのでしょうか。　そのうち、母親が、日焼け止めクリームを取り出し、子供に塗りだしましたから、それだけでは、なさそうです。　若い母親は、お構いなしに、肌を、露出しています。　　何を考えているのか、よく分かりませんでした。　

2007年07月15日

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ルツェルンからアルプナハシュタット（１）

　ピラトゥス（２１３２メートル)に登る登山列車が出ているアルプナハシュッタットへは、船で行くことにしました。　どのバスに乗ったらよいのか、よく分からなかったからです。　およそ、９０分のフィーアヴァルトシュテッター湖上の船旅です。　ルツェルンの町は、湖上から見ると特にきれいです。　　スイス人は船が好きなのか、内陸部の湖に、過密気味の船があります。　湖には、白鳥や鴨がいますが、魚は、見えません。　えさを与える方や、釣りをされている方はいますから、魚はいるのでしょうが。　遊泳上があり、水着の方が大勢います。　気温は高いのですが、水温は低いようで、泳いでる方はほとんどいません。　　写真は、船から撮った、ルツェルンの町です。

2007年07月15日

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チューリヒからルツェルン

　ホテル横の駅から、ルツェルンへの直通電車がありました。　チューリッヒ中央駅を経由します。　最初、空席の多かった電車は、チューリヒ中央駅で、満席になってしまいました。　隣に、スイス人の若い女性が座りました。　携帯電話で、しばらく話された後、一生懸命メールを打っていました。　日本と、同じです。　　配偶者の隣には、中国語を話される方が座りました。　台湾の方なのか、中国の方なのか、区別がつきません。　

2007年07月15日

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チューリヒ

　このホテルの、朝食は悪くはありません。　シャンペンも置いており、日曜日の朝なので、飲まれている方もいます。　今日も、雲ひとつない晴天です。　　今日は、また、ルツェルンへ行き、そこから、ピラトゥス（２１３２メートル)に行くつもりです。

2007年07月15日

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ルツェルンからチューリヒ

　ルツェルンからチューリヒへ帰る列車の、通路を隔てた隣に座っている方々は、見たところ、通常のスイス人です。　配偶者が見ていた「るるぶスイス」に興味を示し、貸してくれと言うので、貸すと、まず、表紙のヤギの写真を見て、笑って、中を１枚１枚めくって、なにやかや話しながら、結局、最後のページまで、すべて見終わりました。　今までに聞いた事のない言葉です。　確信はもてませんが、これが、ロマンシュ語ですかねえ。　ロマンシュ語を日常言語としているスイス人は、人口の約１％、５万人程度だということです。　これだけ少ないと、ほとんど、消滅しかかっている言語のような気がしますが、そんなことは、まったく気にする風でもなく、大声で、話されていました。　　　　

2007年07月14日

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ルツェルン（３）

　ガイドブックに出ていたカペル橋近くの中華レストランで、チキンの炒め物とチャーハンにビールで、夕食をとりました。　日本人の若い女性が一人で来られて、メニューを見て、「マーボ豆腐はどれですか」と、訊いておられましたが、メニューは日本語でも書かれています。　インド人風の店員は、片言の日本語で、対応されてました。　ライスも付いているので、おそらく、日本人女性一人では食べ切れなかったと思います。　写真は、ホーフ教会。　内部は、装飾に満ちているとのことですが、見ていません。

2007年07月14日

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ルツェルン（２）

　ライオン記念碑。　かつての、スイス傭兵の頑強さは有名で、今でいえば、ネパールのクルガ兵のようなものですか。　山岳民族は強いことが多いのかもしれません。　具体的にどういう状況で命を落とされたかは、今直ちに、思い浮かばないのですが、フランス革命の際、１７９２年、７８６名のスイス人傭兵が亡くなり、それを悼んで造られたものだそうです。　２０世紀の戦争に比べれば、犠牲者数は少ないのですが、当時のスイス人には相当に応えたのでしょう。　日本でいえば、なんに当たるのでしょうか。　スイスの、その後の歴史に、どういう影響を与えたのでしょう。　気になるところです。　

2007年07月14日

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ルツェルン（１）

　ルツェルンの市内観光には、さほど時間を割く余裕はありません。　とりあえず、有名なところだけを、見てまわりました。　まず、カペル橋。　観光客が、ひしめいています。　橋の真ん中にある見張り台に、土産物屋さんがあります。

2007年07月14日

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ヴェギスからルツェルン

　ロープウェイを降りてから、船着場までは、１０分ほどある歩かなければなりません。　ほぼ、１時間に１便しかありません。　早足で歩いて、やっと間に合うくらいの、接続時間です。　ここから、フィーアヴァルトシュテッター湖を、船で、ルツェルンまで行きました。　４０～５０分の船旅です。

2007年07月14日

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リギ・クルムからヴェギス（６）

　リギ・カルトバットの村はずれ。　この村から、ヴェギス行きのロープウェイが出ています。

2007年07月14日

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リギ・クルムからヴェギス（５）

　アルプホルンの練習をされていました。　響き渡ります。

2007年07月14日

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リギ・クルムからヴェギス（４）

　ルツェルンの町を見下ろします。　スイスでは、いたるところで、パラグライダーを楽しんでいました。

2007年07月14日

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リギ・クルムからヴェギス（３）

　７・８月の週末に走る蒸気機関車らしいです。

2007年07月14日

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リギ・クルムからヴェギス（２）

　アルプスが、遠くに見えます。

2007年07月14日

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リギ・クルムからヴェギス（１）

　アルプスが遠くに見え、絶景です。　アルプス観光発祥の地、らしいですが、やはりここでは、遠すぎて、満足できなかったでしょう。　もっと近くへ行ってみたいと思うのは、人情として、当然です。　観光客は、もっと、山奥まで行って、ここは、地元の方の、手軽なハイキングコースといったところです。　子供のグループや、子供づれ家族などが多いです。　　　リギ、クルム・ホテルのレストランで、リギ・ソーセージとサラダにビールで昼食をとり、食後、フィッツナウまで、ハイキングをする予定を立てましたが、リギ・カルトバットまで行ったところで、ロープウェイ駅があったので、ヴェギスに降りてしまいました。　　リギのハイキングコースは、なだらかな下りですから、歩くのは楽です。　ところどころで、登山鉄道を横切って歩くのですが、そこさえ気をつければ、危ないところはありません。　　　　以下の写真は、リギ・クルム（１８００メートル)からリギ・カルトバットまで、ハイキングをする間に撮ったものです。　　

2007年07月14日

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アルト・ゴルダウからリギ・クルム

　アルト・ゴルダウからリギ・クルムへは青い登山列車が出ています。　反対側の、フィッツナウからは、赤い列車です。　２両編成で、私が乗った車両の半分は予約席で、小学生くらいのグループが乗ってきました。　パンに、ハムをはさんだだけのサンドウィッチを食べています。　質素な昼食です。　ボーイスカウトのようです。　山は、わりと、なだらかです。　自転車で、登っている方もいらっしゃいます。　もっとも、スイス人は、かなり険しい山でも、自転車で登りますし、道も、整備されています。　４０分ほどで、リギ・クルムに到着しました。　写真は、アルト・ゴルダウの、登山鉄道駅です。　橋の上にあります。　

2007年07月14日

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アルト・ゴルダウ駅

　田舎の小さな駅、という感じです。　ここから、登山列車に乗り、リギ・クルムを目指します。　登山鉄道は、１時間に一本です。　接続の登山列車は、配偶者が、トイレに行っている間に、発車してしまい、約１時間待つことになりました。　　写真は、登山鉄道駅です。　屋根つき橋の中です。

2007年07月14日

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ルツェルンからアルト・ゴルダウ

　ルツェルンの市内観光は後回しにして、まず、リギ（１７５０メートル)に行くことにしました。　列車が動き出すと、間髪をいれずに、検札にやってきました。　　　フィーアヴァルト・シュテッター湖からあふれ出た水は、ロイス川をかなり速いスピードで流れだし、また、すぐに、小さな湖を作ります。　列車は、チューリヒ方向に向かった後、ツーク湖を左側にして走ります。　　１１時１５分に、アルト・ゴルダウに到着しました。

2007年07月14日

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チューリヒからルツェルン

　道を隔てたホテルのすぐ横が、チューリヒ中央駅から２つめのスイス国鉄（ＳＢＢ）の駅でした。　市電の駅もあります。　まず、ＳＢＢで、チューリヒ中央駅まででした。　　スイスでは、わりと頻繁に、軍人に出会います。　重武装中立国という感じがします。　この言い方でいうと、日本は、軽武装・強大国の同盟国ということになるのでしょうか。　肩のわっかに、帽子をはさんでいます。　トレンチコートなどの肩についているわっかで、あれは、単なる飾りではなく、帽子をはさむものなんですかねえ。　

2007年07月14日

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チューリヒ

　快晴です。　この日は、ルツェルンに行くつもりです。　ホテルの朝食は、まずまずです。　野菜に、ソーセージ、魚の酢漬けにドレッシングのかかったものなどを食べました。　日本人のツアーの方は、この日は、いらっしゃいませんでした。　このホテルは、カード型のルームキーを読み取らせなければ、エレベーターが動きません。　つまり、宿泊客以外が、エレベーターに乗り込んでも動かないということです。　こちらでも、けっこう珍しいのか、既に乗り込んでいた白人の男性も、四苦八苦していました。

2007年07月14日

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マクドナルド（チューリヒ)

　ホテルの前の、マクドナルドでホットドッグとサラダを買ってきて、ホテルのビールをつけて夕食を済ませました。　日本でも、マクドナルドには、５年に１度も行きません。　　マクドナルドで売っているものは、日本と同じようなものです。　ビッグマックとか、フィレオフィッシュとかです。　チューリヒでは、店員は、日本と異なり、若いお兄さんで、顔も怖いが、接客態度も怖いです。　ちょっとでももたつくと、早く注文しろ、という感じで、早口でまくし立てます。　微笑は、まったくありません。　マイクロフォンを頭につけて、厨房とやり取りしているようです。　スイスのホスピタリティとは、無縁の世界です。　ポテトフライは温かいのですが、ふにゃ、としていて、まず、普通のレストランでは、出てこないものです。　サラダには、スイスでも食べたことのない、臭いチーズを入れています。　ビールで、胃袋に流し込むだけの代物でした。　　

2007年07月13日

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ホテルＳｗｉｓｓｏｔｅｌ　Ｚｕｒｉｃｈ

　午後１０時少し前にホテルに着きました。　　スイス到着日に泊まったＭｏｖｅｎｐｉｃｋ　Ａｉａｐｏｒｔホテルに比べると、今ひとつです。　こちらの方が、高かったのですが。　レセプションの若いおにいさんは、微笑みはのない顔で、早口でしゃべります。　まあ、ゆっくりしゃべっても、分かるときは分かるし、分からないときは分からないものですけど。　部屋は、狭いです。　テーブルは、バッグを置いて、中のものを出すほどの広さもありません。　バス、洗面所も狭いです。　顔を洗うときに、水を落としてしまいそうになる小さな洗面台を置いています。　ベッドは、清潔ですが、枕もとの棚の上には、前の客の陰毛が落ちていました。　バスタブにも、毛が残っています。　夕食がまだだったので、レストランを探しましたが、近くには、無いようです。　配偶者が、マクドナルドがいい、というので、ホテルの前の、マクドナルドへ行くことにしました。　　

2007年07月13日

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チューリヒ中央駅からホテルへ

　列車は、１５分遅れで、夕方、９時１５分にチューリヒ中央駅に到着しました。　めったに、タクシーには乗らないのですが、今回は、ホテルの場所が分からないので、仕方がありません。　大きな荷物を持っており、そろそろ、夕闇が迫っていますから、人相の悪いドライバーのタクシーにあたると、不安になります。　ざっとみたところ、人相の良い方も、悪い方もいらっしゃいます。　日本と同じです。　順番で、こざっぱりした格好をした黒人の運転手さんに当たりました。　　チューリヒは、なぜか、黒人が多いです。　　

2007年07月13日

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インターラーケン・オスト駅からチューリヒ中央駅へ

　チューリヒ到着予定時刻は２１時です。　　私たちが乗った車両の中には、子供の遊び場があります。　滑り台や、らくだの形をした潜り台のような遊戯具をおいてあります。　車両２階の３分の１くらいを占めています。　どうやら子供連れ家族用の、コンパートメントに座ってしまったようですが、席が込んできたので、いまさら、変われません。　３～４人の子供が、走り回ったり、よじ登ったりして遊んでいて、けっこううるさいです。　通路を隔てた横に座っている、白人のご夫人も、不愉快そうな顔をして、子供を見ていましたが、どうしようもありません。　

2007年07月13日

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インターラーケン・オスト駅で

　ここでも、チューリヒ行きの列車を、３０分以上の待つことになりました。　配偶者は、アイスクリームを食べたい、と言い出し、駅前にあるＣＯＯＰに買いに行きました。　なぜか、スイスでは、ＣＯＯＰが発達しています。　馬鹿でかい店舗や配送センターが、いたるところにあります。　我が家から近い、我が家が加入しているＣＯＯＰの店舗は、最近、スーパーに押されて撤退したばかりだというのに。

2007年07月13日

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