熊野古道大峯奥駈道(8)
近畿最高峰の八経ケ岳(1915メートル)は、いろいろ、呼び方があってややこしいです。 私の持っている帝国書院の地図には、八剣山(仏教ケ岳)と出ており、八経ケ岳、八剣山、仏教ケ岳の3種類が一般的な呼び方のようです。 洞川温泉の旅館の女将さんは、「弥山に行かれるのですか」、と言っていましたし、私の配偶者は、「学生時代に、弥山には登った記憶があるが、八経ケ岳に登った記憶がない」、といっていましたから、弥山と八経ケ岳をはっきり区別しない呼び方もあるのかもしれません。 弥山から八経ケ岳へは、一旦下りて、また登らなければならないので、30分ほどですが、けっこうきついです。 山頂近くは、特に急な坂になっています。 八経ケ岳山頂から、熊野古道大峯奥駆道は、さらに、明星ケ岳、仏生ケ岳へと続くようですが、これ以上行くと、帰ることができなくなるので、ここで、引き返すことにしました。 この日、行者還トンネルには、私たちを含めて、6台の車がありましたが、どのグループもここで引き返したようです。 写真は、弥山から八経ケ岳に行く途中で、八経ケ岳を撮ったものです。