[’０８チロル]の記事一覧 | 助手席で口出し

チロル（その６１）

　キッツビュールの町。　このあたりから、急勾配。　下りるときは、けっこう、膝にきて、苦労しました。　チロルの人は、よく挨拶します。　駅で、切符を買うときでさえ、切符を買う方も、、売る方も、挨拶をしないと、落ち着かないようです。　人と話すときは、まず、挨拶をしないと話が始まらないような感じです。　ですから、山を歩くときは、当然のように、「ハロー」とか「グッドモーニング」、「グリュスゴット」とか挨拶をされて、こちらも、それにあわせて、挨拶をするのですが、「コンニチハ」といわれたことはありませんでした。　そもそも、チロルでは、日本のものは、あまりお目にかかりません。

2008年07月19日

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チロル（その６０）

　写真は、ヴィルダー・カイザー。　「オーストリア・アルプス　ハイキング案内」（小口和利著、山と渓谷社）には、「カイザー（皇帝）の名が示すように、荒々しくも威風堂々として他を圧するかのように立ちはだかっている」、とあります。山と渓谷社／オーストリア・アルプスハイキング案内

2008年07月19日

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チロル（その５９）

　下りたり、上がったりしているうちに、昼時になってきたので、キッツビューラーホルン山頂近くにあるレストランで食事をすることにしました。　味付けした豚肉と薄切りのジャガイモを炒めて、目玉焼きを載せただけの料理のようですが、けっこうおいしいです。　山の上で、絶景を見つつ、ビールを飲みながら食べるには、こういう、シンプルな料理が、ぴったりです。　　　

2008年07月19日

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チロル（その５８）

　最初の予定では、ロープウェイで、キッツビューラーホルン（２，０００ｍ）まで登り、そこから、ビヒルアルムまで歩いて、ビヒルアルムからは、リフトで下りて来ようと思っていたのですが、どうも、このリフトは、稼動していないようなので、アルペンハウスから、歩いてキッツビュールまで下りてくることにしました。　一旦、アルペンハウスの近くまで、下りていたのですが、もう一度、キッツビューラーホルン山頂まで登ることにしました。　写真は、キッツビューラーホルン山頂からアルペンハウスへ下る途中にあるアルペン植物園。

2008年07月19日

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チロル（その５７）

　キッツビューラーホルン山頂からは、３６０度のパノラマで、オーストリア最高峰グロースグロックナー（３，７９７ｍ）や、ヴィルダー・カイザーを見ることができます。　この日は、グロースグロックナー山頂には、雲がかかっているようです。

2008年07月19日

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チロル（その５６）

　キッツビュールには、ハーネンカム（１，６７０ｍ）まで登るロープウェイと、谷の反対側に当たる、キッツビューラーホルン（２，０００m）に登るロープウェイが稼動していましたが、今回、利用したのはキッツビューラーホルンに登る方です。　キッツビュラーホルンへ登るロープウェイは、途中で、２方面に、分かれており、片方は、キッツビューラーホルン山頂まで、もう片方は、アルペンハウス（１，６６９m）まで、となっています。　キッツビューラーホルン山頂まで、片道、１５，７０ユーロ。　キッツビューラーホルン山頂までロープウェイで登られた方は、アルペンハウスまでの下り坂を歩いてきて、ロープウェイでキッツビュールまで下りてくる、また、アルペンハウスまで、ロープウェイで登られた方は、キッツビューラーホルン山頂まで、上り坂を歩いて、キッツビューラーホルン山頂から、ロープウェイで、キッツビュールに下りてくる、という方が多いようです。　　また、アルペンハウスまでは、自動車で行くことができるようです。　

2008年07月19日

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チロル（その５５）

　７月１９日（土）、天気予報は、曇りのち晴れ。　これが、チロル最後のハイキング日です。　イタリアとの国境に近いオーバーグルグルに行こうかとも思ったのですが、まあ、どちらでもいいか、と思って、キッツビュールに行くことにしました。　キッツビュールは、飛び地になっている東チロル以外では、チロル州の東の端のほうで、直線距離では、インスブルックよりもザルツブルクに近い。　列車の便は、インスブルックからは、約２時間に一本。　ホテルの食事は、朝６時３０分からなので、急いで食べ、７時３５分の電車に飛び乗りました。　１時間５分で着きます。　往復で、２６．４０ユーロです。

2008年07月19日

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チロル（その５４）

　トゥルファインアルムから下りるリフトは、ひざの上のバーをセットすると、足置きも、所定の位置くるという、スキー場にある一人乗りのやつ。　乗る前に、乗船名簿よろしく、ノートに名前を書くよう求められました。　かなり古いようで、リフトに乗り降りするときも、スピードが、落ちません。　しかも、長いので、体が、冷え切ってしまいました。　一度、乗り継いで、トゥルフェスまで下ります。　下のリフトは、二人乗りですが、上のと同じようなもの。　降りるときは、二人が、左右に走って、乗ってきたリフトをよけなければなりません。　写真は、トゥルフェスのバス乗り場の横にあったペンション。　ここから、インスブルックまでのポストバスには、インスブルックカードは使えません。

2008年07月18日

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チロル（その５３）

　ツィルベンヴェークから見たパッチャーコーフェル（２，２４７ｍ）。　多少上り坂になっていますが、ツィルベンヴェークを、トゥルファインアルムからパッチャーコーフェルの方に歩く人も多いです。

2008年07月18日

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チロル（その５２）

　「オーストリア・アルプスハイキング案内」（小口和利著、山と渓谷社）には、フィガーシュピッツェ（２，３０６ｍ）往復というコースが紹介されていますが、右に見えるのが、おそらくそれ。　ボシェーベンヒュッテから、往復１時間半ということです。

2008年07月18日

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チロル（その５１）

　インスブルックは、「イン川にかかる橋」という意味だそうで、そのイン川は。スイスの高級リゾート地サンモリッツのあるグラウビュンデン州のエンガディン（「イン川の谷」という意味らしい）に源をもちます。　イン川は、最終的には、ドイツ・オーストリア国境近くのパッサウあたりで、ドナウ川に注ぎ込まれるのですが、その時点では、ドナウ川より水量が多いらしいです。　インスブルックでは、ほぼ、西から東に流れており、川幅は、さほど広くはありませんが、流れが速く、水量は多いです。　基本的に、インスブルックは、氷河に削られた谷底の町で、北はノルトケッテがそそり立っていますが、南側には、アルプス越えが最も容易なブレンナー峠に通ずる谷が伸びているので、かつては、交通の要衝であり、また、近くに、銀山や岩塩の産地もあり、栄えたらしいです。　いまは、多分、イタリアへ抜けるであろう高速道路のジャンクションのようなのがあって、ひっきりなしに、大型の自動車が走っていますが、おそらく、観光産業以外、ぱっとした産業はないと思います。　写真は、インスブルックの南側にある、ツィルベンヴェークから見たインスブルックの町と北側にそそり立つノルトケッテ。　稜線は、山の中腹から沸き立つ雲に切断されています。

2008年07月18日

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チロル（その５０）

　ボシェーベンヒュッテで昼食を済ませ、ツィルベンヴェークの続きを、トゥルファインアルムまで歩くことにしました。　　トゥルファインアルムまでは、かなり長いです。　写真を撮りながら、ゆっくり歩いたので、２時間半くらいかかりました。　ツィルベ（しもふり松）という木が生えていて、香りが良い、ということなので、におってみましたが、まあ、普通の松のにおいです。　ツィルベンヴェークは、「ツィルベの小道」という意味だそうです。

2008年07月18日

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チロル（その４９）

　メニューは置いてない、とのことで、説明を聞いて、注文したのがこれ。　短いそうめんのようなものが入ったコンソメスープの中に、ソーセージを２本入れて、浅葱を散らしたもの、それに、ビールです。　「地球の歩き方」によれば、「ここでは素朴な山の料理が味わえる」とのことです。　「素朴すぎるワイ」と突っ込みを入れたくなりますが、あっさりした味で、これが、割とおいしい。　そうめんのようなのものは、味も、そうめんです。

2008年07月18日

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チロル（その４８）

　ボシェーベンのヒュッテに戻ってきたのが、昼過ぎで、ここで昼食をとることにしました。　客は誰もいません。　建物の中も、暗いです。　とりあえず、昼食が摂れそうなところは、ここしかありません。　扉を開けて、恐る恐る入っていくと、中から、ツィルベンヴェークで私たちを抜き去ったおじさんが出てきたので、食事ができるかどうか訊くと、できる、とのことなので、ここで食事をとることにしました。　　壁には、野生の動物の毛皮が、いたるところに掛けられていて、棚の上には、剥製が置かれており、天井からは、鳥の剥製が吊り下げられています。　シュタインボックはありませんが、マーモットはあります。　先ほど見たマーモットが、警戒を怠らないはずです。　写真は、イノシシ。　毛皮のにおいはありませんが、こういうのを見ながら食事をしました。

2008年07月18日

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チロル（その４７）

　パッチャーコーフェル山頂（２，２４７ｍ）。　ここは、家畜の天国。　道に寝そべって、どこうともしません。

2008年07月18日

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チロル（その４６）

　ボシェーベン（２，０３５ｍ）からパッチャーコーフェル（２，２４７ｍ）。　これは、まあ、間違いなく、マーモットでしょう。　これも、周囲への警戒は怠りません。

2008年07月18日

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チロル（その４５）

　ボシェーベンヒュッテからパッチャーコーフェル。　ここは、野生の動物が多いところです。　これは、角がないので、シュタインボックかどうか、自信はないのですが、他に、２頭、同じようなのを見ました。　逃げ足、速いです。

2008年07月18日

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チロル（その４４）

　１時間ほど、ツィルベンヴェークを歩き、ボシェーベンヒュッテに到着、そこから、パッチャーコーフェルに登ることにしました。　パッチャーコーフェル（２，２４７ｍ）は、テレビ塔が建っており、インスブルックの町から見上げると、なだらかな山で、山頂付近は特に何もない、というような印象をもちましたが、上ってみると、割と、起伏のあるところです。　しかし、特に危ない、ということはありません。

2008年07月18日

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チロル（その４３）

　このツィルベンヴェーク（しもふり松コース）は、オーストリア政府もお勧めのハイキングコースのようで、オーストリア大使館から取り寄せたパンフレットにも、真っ先に出ていました。　「地球の歩き方」にも、詳しく出ています。　　しかし、あいにくこの日は、天気があまりよくありませんでした。　道は、整備されていて、危ないところはありません。　しかし、ロープウェイは、かなり、旧式です。　　イグルスから、パッチャーコーフェル山頂駅までのロープウェイには、揺れ防止のためか、床の縁には、コンクリートの錘が乗せてあります。　また、トゥルファインアルムから下りるときに乗ったリフトは、一人乗りの、ひざの前に横たえる棒をセットすると、足置きも、ぐるっと回って、所定の位置にセットされるというやつで、このリフトは、かなり怖いし、とても寒いです。　

2008年07月18日

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チロル（その４２）

　７月１８日（金）、天気予報は、雨のち曇り・晴れ。　この日は、インスブルックの南にそびえ、山頂にテレビ塔が建っている、パッチャーコーフェル（２，２４６ｍ）に登り、ついでに、有名な、ツィルベンヴェーク（しもふり松コース）をハイキングすることにしました。　まず、路面電車６番に３０分ほど乗って、イグルス、というところまで行きます。　ポンコツの路面電車ですが、登山電車のように、針葉樹林の中を上ります。　路面電車が、山を登るのは、初めての経験です。　客は私たち以外、誰もいません。　　イグルスは、割と広い台地のようなところです。　矢印にしたがって、１０分ほど歩くと、一度乗り継ぎますが、パッチャーコーフェル山頂駅行きのロープウェイ乗り場に着きます。　ここから、ほぼ平坦な、ツィルベンヴェークといわれる有名なハイキングコースと、パッチャーコーフェル（２，２４７ｍ）の南側に回りこむ登山ルートがのびています。　この日、パッチャーコーフェルへの登山ルートの方は、なにやら、工事をやっているようで、しかも、牛の糞がぬかるんでいるので、まず、ツィルベンヴェークをボシェーベンヒュッテまで歩いて、そこから、パッチャーコーフェルに登ることにしました。

2008年07月18日

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チロル（その４１）

　柱のこちら側、一番遠いところにあるのが、おそらく、アーサー王。　マクシミリアンが、がっしりした体格であったのと違い、こちらは、細身。　もっとも、アーサー王は、伝説上の人物で、ハプスブルグ家とは関係ありません。　小さい教会ですから、見るのに時間はかかりません。　　この後、笑顔を見せないおばさんがやっている、ヴァルデというキャンドル屋さんで、ろうそくを買って、この日は終わり。　午後からは、たまには、止んでいましたが、ほとんど、雨でした。　

2008年07月17日

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チロル（その４０）

　「地球の歩き方スイス」のチューリヒの地図にも、チューリヒの西北西３０キロほどのところに、説明なしで、ハプスブルグ城というのが出ていますが、ハプスブルグ家は、そのあたりの領主であったようです。　スイスから追い出されたようで、飛び地を転々と移転しながら、ウィーンに落ち着いたようです。　マクシミリアン１世（１４５９－１５１９）の時代には、すでに、ウィーンに本拠を置いていたようですが、彼自身は、領土内のあちこちを活発に移動しています。　インスブルックを治めるようになったのは、親類筋が、借金で首が回らなくなり、借金ごと領土を買い取ったからとか。　中世のヨーロッパでは、相続やこのような売買で、領土が飛び地になっていることは、珍しくなかったとのことです。　　マクシミリアン１世の姿は、デューラーの肖像画で良く見ますが、これは、多分、マクシミリアン１世の父親のフリードリヒ３世のブロンズ像。　骨太で、頭が大きく、筋肉質。　いかにもよく働きそうです。

2008年07月17日

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チロル（その３９）

　スワロフスキー・クリスタルワールドは、まあ、以上のようなものです。　非常にたくさんの方が、自動車で来られており、広い駐車場は、ほぼ満杯。　ミュージアム内部も、人でいっぱいでした。　日本人は、少ないです。　　ミュージアムを、通り抜けると、店舗があり、そこで、商品を買うことができますが、そこも、人がいっぱい。　ミュージアムの入場券を呈示すると、割引があるようです。　割引率は良く分かりませんが、配偶者は、みやげ物のキーホルダーを３６ユーロ分買って、３２ユーロを請求されていました。　ですから、インスブルック市内にあるお店で買うよりは、こちらで買った方が、安くなります。　ただし、バス代とミュージアムの入場料は、けっこうかかります。　品揃えは、ほぼ同じだと思います。

2008年07月17日

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チロル（その３８）

スワロフスキー・クリスタルワールド。

2008年07月17日

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チロル（その３７）

スワロフスキー・クリスタルワールド内部

2008年07月17日

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チロル（その３６）

スワロフスキー・クリスタルワールド内部

2008年07月17日

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チロル（その３５）

スワロフスキー・クリスタルワールド内部

2008年07月17日

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チロル（その３４）

　スワロフスキー・クリスタルワールド内部

2008年07月17日

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チロル（その３３）

　スワロフスキーは、大阪難波の高島屋にも、小さいながらも、常設の店舗があり、手ごろな値段のクリスタル製のアクセサリーや置物を売っています。　また、北京オリンピックの日本選手団の制服の日の丸のロゴがスワロフスキーであるとのこと。　インスブルック郊外のヴァッテンスを本拠にしていて、そこに、ミュージアムがあるとのことで、行ってみました。　　インスブルック中央駅前から、２時間に１本ほど、一日４回、バスが出ていて、３０分ほどで着きます。　　顔の形をした、蔦を絡ませた部分に、入口が３箇所あります。　その後ろの、古墳のように盛り上がって、芝生を植えた地下部分が、ミュージアム内部です。　したがって、中は、照明がない限りは、真っ暗です。

2008年07月17日

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チロル（その３２）

　黄金の小屋根前のパフォーマンス。　おそらく、女優の卵か何か。　後で、衣装を脱いだ姿を見ましたが、すばらしい、プロポーションをされています。　日銭を稼ぐためだけにやっているようなタイプではありません。　

2008年07月17日

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チロル（その３１）

黄金の小屋根下のレリーフ。

2008年07月17日

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チロル（その３０）

　フンガーブルクで、ロープウェイに乗り換え、さらに、ゼーグルーべでロープウェイを乗り継いで、ハーフェレカー（２，３３４ｍ）まで登ってきましたが、ごらんのありさまです。　ハーフェレカーには、日本人女性が一人だけいらっしゃいましたが、駅の係員から、ハイキングはしないように、といわれたそうです。　たしかに、足元の悪い、真っ白な中を歩くだけのことになりそうです。　次のロープウェイの便で、インスブルックに下りて、スワロフスキーのクリスタルワールドに行くことにしました。

2008年07月17日

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チロル（その２９）

　フンガーブルク行きのケーブルカーは、新しい施設のようです。　駅の屋根は、曲線でできており、くもの巣のような模様があります。　この駅で、インスブルックカード４８時間分を購入しました。　たしか、３０ユーロ。　ユーロ高いですから、日本円では、けっこうな値段です。　はたして、元が取れたのかどうか。　かつての円の栄光の時代は、いまや昔です。　地下から出発して、イン川の旧市街側で、一旦地上に出て、橋を渡り、その後、主に、トンネルの中をフンガーブルクまで上ります。　この、トンネルは煙突のような感じで、かつて起こった、オーストリアのどこであったか覚えていないのですが、ケーブルカーのトンネル内火災事故で、日本人も多くの方が犠牲になったという事故を思い出して、少々、不気味です。

2008年07月17日

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チロル（その２８）

　７月１７日（木）、天気予報は、曇りのち雨。　この日の予定は、まず、インスブルックの北にそそり立つ、ノルトケッテに登って、空模様しだいで、ハイキングをするか、スワロフスキーのクリスタルワールドへ行くかを決めることにしました。　ノルトケッテへは、インスブルックからケーブルカーで、フンガーブルクまで行き、フンガーブルクからゼークルーベまではロープウェイ、さらに、ゼークルーべでロープウェイを乗り継いでハーフェレカー（２，３３４ｍ）まで上ります。　　写真は、マリア・テレジア通りにあるアンナ記念柱と、インスブルック北にそそり立つノルトケッテ。　鉄道で、インスブルックに入るときは、まず、岩だらけの山群ノルトケッテが目に入ります。　

2008年07月17日

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チロル（その２７）

　ネルトゥリンガーヒュッテ（２，２３０ｍ）から、ヘレメレコプフ（２，０４５ｍ）までのコースから見た、ゼーフェルトの町です。　右奥が、ドイツ最高峰ツークシュピッッツェ（２，９６８ｍ）を擁するヴェッターシュタイン山群のようです。　４時３０分頃、ヘレメレコプフに到着、ロープウェイでロスヒュッテまで、ロスヒュッテからはケーブルカーで、ゼーフェルトの町に帰ってきました。　

2008年07月16日

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チロル（その２６）

　ネルトゥリンガーヒュッテを、３時３０分ころ、出発し、Ｃのコースを歩きました。　ヘレメレコプフから、ロスヒュッテに下りるロープウェイは、４時４５分が最終ですから、あまりゆっくりしておれません。　このルートは、ずっと、右側が崖で、左側はゼーフェルトの町を見下ろす、という、割と単調なコースです。　しかし、道は、険しい崖を削っただけで、狭いので、かなり怖いです。　風景に見とれているわけにもいきません。　

2008年07月16日

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チロル（その２５）

　ネルトゥリンガーヒュッテに着いたのが、午後２時３０分頃。　これで、Ｂのコースまで終了。　ゼーフェルダーヨッホからは、途中に、昼食をとるようなところはありませんでした。　遅くなりましたが、ここで昼食をとることにしました。　例によって、ビール付き。　ここでは、ウィナーシュニッツェルと肉団子入りスープ。　浅葱を散らした大きな肉団子が、ひとつ、コンソメスープの中に、でんと、入っています。　ウィーナーシュニッツェルは、レモンを絞って、ジャムをつけて食べるようです。　ウィーナーシュニッツェルには、ジャガイモのサラダがついています。　これで、二人でちょうどいい量です。　　チロルの食べ物は、あまりおいしくない、と思っていたのですが、予想に反して、かなりおいしいです。　ハーブの使い方が非常に巧みなのだと思いますが、とくに、素朴な料理で、日本では、なかなか、食べることのできない、すばらしい味付けをします。　　　　

2008年07月16日

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チロル（その２４）

　ライターシュピッツェ（２，３７３ｍ）からネルトゥリンガーヒュッテ（２，２３０ｍ）へ下りる道は、ライターシャルテからライターシュピッツェへ登る道ほど、危険ではないように感じました。　それでも、いたるところに、ワイヤーが固定されていて、ワイヤーを握っておかないと、転がり落ちるような、急斜面です。　　以前、日本の山で、ワイヤーがささくれていて、手に怪我をしたことがあるのですが、ここのワイヤーは、わりと針金の太いやつで、しかも、一本一本、錆防止のコーティングをしているので、ささくれているということは、なさそうです。

2008年07月16日

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チロル（その２３）

　写真は、ライターシュピッツェ（２，３７３ｍ）から。　目的地の、ネルトゥリンガーヒュッテの建物が見えます。

2008年07月16日

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チロル（その２２）

　ライターシュピッツェ山頂（２，３７３ｍ）。　

2008年07月16日

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チロル（その２１）

　いよいよ、ライターシュピッツェ山頂を目指して、急な岩場を登ります。　ライターシャルテから、少し行くと、はしごがあります。　ここから先は、ほとんどが、ワイヤーが固定された急傾斜の岩場で、しかも、右も左も、切れ落ちています。　山頂まで、写真を撮る余裕はありませんでした。

2008年07月16日

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チロル（その２０）

　ライターシャルテから見たライターシュピッツェ（２，３７３ｍ）。

2008年07月16日

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チロル（その１９）

　ライターカールを渡りきったところが、ライターシャルテ（２，１９７ｍ）。　ここで、一休みしました。　写真は、これまで通ってきた道。　右が、ライターカールで、真ん中が、ゼーフェルダーシュピッツェです。　

2008年07月16日

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チロル（その１８）

　カール（圏谷）は、氷河の浸食作用によってできる半円形のくぼ地で、このライターカールも、きれいな半円形に削り取られています。

2008年07月16日

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チロル（その１７）

　この、ライターカールの斜面を削っただけの道は、斜面が急なので、けっこう、怖いです。　足を踏み外すと、下まで、滑り落ちそうな感じの急斜面です。　特に、人とすれ違うときは、緊張します。

2008年07月16日

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チロル（その１６）

　ゼーフェルダーシュピッツェ（２，２２０ｍ）は、思っていたほど広くありませんでした。　特に、この日は、天候が良かったからか、人が多くて、しかも、牛の糞だらけで、座ることもできませんでした。　早々に、次の目的、ライターシュピッツェ（２，３７３ｍ）を目指すことにしました。　写真は、ゼーフェルダーシュピッツェからみた、ライターシュピッツェ（２，３７３ｍ）。　少し下った後、ライターカール（Ｒｅｉｔｈｅｒ　Ｋａｒ）と呼ばれる、半円形のくぼ地の斜面を削っただけの道を渡ります。

2008年07月16日

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チロル（その１５）

　ゼーフェルダーヨッホ（２，０６４ｍ）から、ゼーフェルダーシュピッツェ（２，２２０ｍ）までは、写真を撮りながらゆっくり歩いても、１時間もかからなかったと思います。　最後の方で、ちょっと上り坂になっていますが、気持ちよく、登れました。　チロルでは、日本の山頂に社を建ててあるのと同じように、十字架を建てていることが多いのですが、意味がちょっと違うようで、こちらは、悪魔払いのため、とのこと。

2008年07月16日

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チロル（その１４）

　ゼーフェルダーヨッホ（２，０６４ｍ）から、ゼーフェルダーシュピッツェ（２，２２０ｍ）までは、稜線上を歩く安全なコース。　一部、切れ落ちたところもありますが、柵を張っているので、怖くはありません。　　写真は、ゼーフェルダーシュピッツェ側から見たゼーフェルダーヨッホ。　したがって、移っている建物は、ゼーフェルダーヨッホのロープウェイ駅。　歩いてきた道を撮っています。　

2008年07月16日

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