まれにみる大勝負も。
昨夜にひきつづき、囲碁トーナメント戦のイベント司会。今日はいよいよ対局の本番。三村智保NHK杯選手権者 対 二十五世本因坊治勲。司会とはいっても私はほとんど影アナで仕事量も少なく対局のあいだは舞台袖でゆっくりと勝負のゆくえをみまもっていた。わたし、囲碁はぜーんぜんわかんない。勝負が行われている実際の碁盤と、それを解説するための大盤との両方を見ながらどちらが有利なのかを読み取ろうと思ったけどまるっきり不明。白と黒の石の数が同じでも白が膨張して見えるため、なんとなく有利なような気がしてしまう。オセロじゃないんだから石の数の多いほうが勝ちってわけじゃないのにね。勝負と並行して大盤を操作しながら解説もすすむ。碁は先の手を読んで進むゲーム。解説でもいくつもの手を先に読んで「こうきたらこう」とか勝負の妨げにならないように差し棒で示しながら予想していく。解説の武宮九段、聞き手の梅沢五段のお二人はとてもおもしろい解説をしてくださって囲碁がわからなくても聞いているだけで楽しかった。解説のお二人がおっしゃるには最初から最後まで攻め続けたかなりの名勝負らしい。囲碁がわかればもっと楽しかっただろうなぁ。黒の三村九段が勝ったときは両棋士とも汗だくだった。静かに進んでも勝負は勝負。真剣さが伝わってくる汗だった。囲碁をはじめてみようかななーんて思うけど今はそんな時間がないのが現実。仕事もたまり、HPの更新も滞ってるのにね。特に「まじめな話」は過去の更新からもうすぐ1年経ってしまう。気にはなってるんだけどなぁ・・・明日の日曜は「マナビィフォーラム」の司会。草野仁さんの講演が楽しみ。