NHKで「五感の迷宮」という番組を見ましたワン。
人間は五感で感じる情報を脳が処理するため、あらゆる場面で錯覚が生まれるようです。視覚では、神経を集中させると周りの映像が消えたり、違った映像と臭いを嗅ぐと、味覚が錯覚を起こし、同じクッキーが違う味に感じてしまう。
旨い不味いなんて、器や盛りつけで随分変わってしまいますね。
さてオーディオで使うオーディオアクセサリーがありますが、音の変化はかなり微妙なものですので、この分野に錯覚が起こらないとも限らないのでは?と思いましたワン。
だって人間の脳っていとも簡単に騙される事しりましたから。 効果ありなし論争が起こるのも仕方ないですワン。そして錯覚商品もあることでしょう。
さてONKYOからスピーカーが届きました。
箱破損商品のはずが、外箱に傷一つありませんワン。どうゆうこと?
早速開封して、鳴らしてみましたワン。
うーん思いの外、音が悪い・・・
正直な第一印象でした。
エージングが出来ていないのと、直前までピュアオーディオを聞いていた影響でしょう。良い音を聞いた後だと、実像以上に悪く感じる。これも錯覚の一種。コントラストの原理ですね。
2時間鳴らし続け、こもった感じはだいぶとれましたが、いかんせん安っぽい音。コントラストの原理効果は依然として継続してます。
さて実際のパソコンデスクへ取り付け聞いてみましたワン。不思議な事にパソコンデスクに設置すると、今度は直前まで使っていたPCスピーカーがコントラスト原理にかかわってきますね。さきほどと違って、そんなに悪く感じません。脳に切り替えスイッチが入ったようですワン。
ケンウッドのPCスピーカーと比べて、低音の量感が断然豊になりました。中高域の輝きはイマイチですが、音の広がりや定位はずっと良くなりました。音も癖のない色づけです。生楽器の音が心地よく感じるレベルにはありませんが、アクティブスピーカーとしては及第点じゃないかな。なにより安いし。
akiさんが推奨しているpm0.4nを買えば良かったと多少悔恨の情はありますが、こなつは既にピュアオーディオを所有してますので、パソコンで作業しながら音楽を聴く程度なら、まあOKですね。
しかしボリュームを一つにできるオプションがあったとは・・・。