銘柄定量分析 ハードオフ
財務分析くんを買って、それまで1銘柄40~50分かかっていた定量分析データ入力作業がわずか2,3分に短縮できたので、手当たり次第分析してますシリーズですが、今回はハードオフを取り上げて見ましたワン。 ハードオフの中古品市場は、yahooオークションの普及に伴い苦戦を仕入れられるだろうとは思ってましたが、ここ2年業績に急ブレーキがかかってますワン。 それでは定量分析シート登場収益力ROIC 4.7%営業利益率 7.4%割安度PER 12倍PBR 0.6倍EV/EBITDA 3.9倍財務健全度ROD 0.57負債比率 0.04有利子負債キャッシュフロー比率(有利子負債/営業キャッシュフロー) 0.42感想今回から有利子負債営業キャッシュフロー比率を入れてみました。財務健全度をみるにはなんといっても有利子負債がどのくらいかをみるのが一番で、本業の儲けの何倍有利子負債があるのかは、とても理にかなった指標だと思いますワン。個人的にはROD(経常利益/負債)も好きな指標であります。 さて定量分析では、必ず複数年で見るのは基本でして、ハードオフはここ2年でROICが激減してます。マーケットの関心は、今後どうなるのか?が一番で業績悪化傾向が顕著な企業は買いづらいです。固定資産の中に17億ぐらいの株式&有価証券がありましたが資産株としてもこのぐらいじゃ魅力ないですね。パス。 面白いのが運転資金構造分析ですが、現金取引ながら在庫保有期間が200日もあるんですね。在庫を早くさばく為に、半額セールとか頻繁にやってましたから、こういったところも利益率低下を招いたんじゃないでしょうか?