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4月9日のブログにも書きましたが、堀江社長の「好きなことを仕事にするのではなく、
得意なことを仕事にしろ」という言葉が、ここのところ、ずっと引っかかっています。 仕事で、成果を挙げるためには、得意なことをしたほうがいい、というのは、理屈では分かります。 ただ、もし、得意なことでも、好きではないので、充実感を得られなかったり、やるのがつらかったりしたら、 どうでしょう? 他の仕事をしたいと思うようになるのではないでしょうか。 私の場合は、何が好きで、何が得意なのか、その区別は、自分自身よく分かりません。 好き、というのは、自分が好きなら好きだということになりますが、 得意というのは、自分で得意だと思っていても、自分より上手な人がいれば、 それは得意にはならないし、自分では得意だと思っていなくても、他の人ができなければ、 得意ということになるでしょう。 つまり、得意か否かは、自分の中の基準だけでは判断できず、他の人との比較でしか 捉えられないもののように思います。 これはつまり、市場のなかで、どのくらいの評価を得ているか、ということです。 自分ではよいモノだと思っても、市場では評価されなかったり、 逆に、これは大したモノではないと思っても、高く売れたりすることもあるでしょう。 市場での評価ですから、自分の中での評価とは、ズレが生じる可能性もあります。 つまり、得意なものを仕事にする、ということは、言い換えれば、市場で評価されることをする、 ということではなかろうか、と思います。 自分はこういうことをすれば、周りから評価される、というようなことをする、ということです。 この見極めに当たっては、就職活動のときに、盛んに言われる「自己分析」だけでは 不十分で、市場についての認識が必要になると思います。 世の中は、どういう人材を求めていて、自分の中にあるどういう能力を発揮すれば、 市場で評価されるか、ということを考えなければなりません。 今まで、仕事をしていると、面白いとかつまらないとか、そういうことばかりに、 気を取られがちだったのですが、仕事を変わってみて、自分の得意なことを仕事にして、 市場からの評価、利益を最大限にすることが重要だと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年04月22日 06時36分45秒
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