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バイトをしているわけである。
一人は16歳の引きこもり。小学校6年生から学校に行かず、中学も行かない、ひきこもり。やっぱり、ひきこもりらしく他人のことを考えない言動、俺様的なくせに、か弱い男の子。よく吼える子犬ってことか。彼は中学を行っていないため、勉強は中学のを教えている。 もう一人は中学三年生。受験生。トップグループにはいないが二番手グループには安定している、柔道部の重量級で心やさしい普通の子。けど、そんな明るく振舞うわけでなく、体が大きい奴特有のぬボーっとした静けさがある。 二人の家庭教師をしていて思う。 中学生のほうはこの年頃の男らしく友達と付き合い、学校生活を送り、淡白だがエロにも目覚め、AVも見ていて順調に発達。けど、ちゃんと親への反抗もしていて思春期真っ盛り。 ひきこもりはその狭い家庭という輪しか自分の世界が無く、その他の外の世界にでる事を恐れる。なぜなら、いつ、また自分が否定されるかわからないから。自分が社会的に弱者だと自己認識してしまい、社会からのアウトローと思い込んでしまってるから。 彼等を教えていて思う。 ひきこもりの子の方が熱心に勉強をしていると思う。もちろん、わがままだし、宿だしだしても英語はやるけど、国語はやりたくないとか素直ではないけれど、おおむね熱心だ。 中学生のほうはもう受験の追い込みだけど、まだまだ認識が甘い。もっと、できるはずだと思う。けど、それも受験という高いバーががあり、それを越えれれるかどうかわからない瀬戸際にいるからだと思う。勉強しなくても余裕で入れるなら関係ない話だ。 実は二人を比べたらやっぱり、中学生の方が熱心だ。 けど、ひきこもりのほうが熱心に思える。それは彼が勉強している姿に強制感が無いからだと思う。中学生は受験のために、合格のために勉強してるからなあという強制感がどっかに漂っているからだ。 ひきこもりの子は勉強は好きだから、なんか、ちゃんとやってればなんか安心だから。そう思ってやってるのがひしひしと伝わってくる。 しかし、ちょっと、難しい問題を出すと彼はすぐ投げる。悩もうとしない。頭を酷使しようとしない。自分を追い込まない。追い込めない。 受験勉強には賛否両論あろう。 けど、普通の子、特にスポーツに秀でてるわけでもなく、何かに打ち込んでるわけでも無い子で、それなりの上昇志向がある子ならやっぱり自分を追い込んで、自分の能力を試してみる機会だと思う。 まあ、勉強じゃなくてもいい。運動でもいいし。ゲームでもいいし。音楽でもいいし。HPでもいい。 なんいせよ、そこで、ちゃんと自分を追い込んでみる。そこが重要なんだろう。成績があがらなくても、そこまで自分を追い込めたという実績は大きい。 「自分を追い込む」ということができる。逃げずに立ち向かってみた。逃げずにとにかくやってみた。これはこれから生きていく上で強い経験だと思う。 ひきこもりの子はそれを経験していない。 下手すりゃ自分を追い込まないうちに、年をとるだろう。それは彼が自分で今、120%できると確信している以外のことには、立ち向かわないということだ。そして、紙でできた壁さえも、なんか堅そうに見えるからということで触って、ほんとはどういう壁なのか 確かめもせず、逃げようとするだろう。 それでは自立できない。社会はつらい。 さて、どうしよう。どうやって、彼に「君が思ってる壁はホントははりぼてですぐ、壊せるんだよ。」と教えたらいいのだろう。彼の拳はホントはとても堅いってことを教えてあげないといけないと、最近思う。 -------------------------------------------------------- 突然だが、筋トレをしてアップに耐える大胸筋を作らなくてはならなくなった。(午前三時に決定。) しばらくは、体中が筋肉痛になりそうだ。 とりあえず、あごつけて10秒待ってから体を持ち上げる腕立てなど、10秒間耐えて、耐えて、筋肉プルプルなのを10秒シリーズと名づけよう。 【今日の筋トレ】 10秒腕立て×5回 10秒腹筋×5回 10秒背筋×5回 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年02月11日 12時03分47秒
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