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23日まで高熱が続いていましたが、おかげ様で良い方向にいきつつあります。
皆様の応援に、本当に感謝しています。 どんな抗生物質の点滴をしても下がらなかった熱が、19日の夜のステロイドとアルブミンの点滴と輸血でスッと下がり、翌日までぐっすりと眠れたのです。 翌朝はまるで生き返ったような爽快感でした。久しぶりにお腹もペコペコに減って、朝ご飯の美味しかった事♪♪ クリスマスから連日続いた発熱は29日続きましたから、熱がないってこんなに楽なんだ!っとどんなに感動したことか! その後数日間はまた何回か熱が振り返したりしていましたが、昨日からはもう出ていません。万歳するほど嬉しいです。 結局、どの検査でも病原菌が見つからなかった、という事は、やはり癌そのものの進行が原因であったようです。 私は先生のオススメする抗がん剤を断っていましたから、今後、どういう方針でいくのか、絶対抗がん剤を拒否するのか、決めなければなりませんでした。 せっかく自分に使える抗がん剤があるのにそれをやみくもに怖がり、結局つらい高熱で長期間苦しんだ、疲労困憊の日々。 結局家族皆や勤務先に迷惑をかけ、友人達に心配かけていました。 ならば、少しでも体が楽になる期間が長くなるように、抗がん剤で成育を抑える、という事は意味があるのではと思えてきました。 そんなお話を先生方としていました。で、私としてはかなり思い切った決断もしてしまいました。 ポートと言って、鎖骨下あたりの皮膚に、中心静脈カテーテルと500円玉位の薬注入口本体を埋め込む手術を受ける事にしたのです。 数ヶ月前からすすめられていましたが、冗談じゃないと思っていました。 自分の皮膚の下に異物を埋め込むなんて、絶対嫌だと思っていました。 でも今回、沢山の点滴をして、どんどんスムーズに入る血管が固くなり、刺し直しを繰り返し、血管にもダメージが増える一方だ、と感じる事がたびたびありました。 ポートが入っていれば、点滴の血管を探す必要もないし、太い静脈とすでに繋がっていますから、血管から薬剤が漏れだす事もありません。 今回みたいに栄養状態が悪い時の栄養剤にも抗生物質にも使えるんだそうです。 私は先生、私ポート入れて貰って、抗がん剤受ける事にします。と伝えました。 実際にはポート手術は発熱で三回延期になりましたが、おととい無事埋め込む事ができ、今日、そのポートを使って初めて、ハラヴェンとハーセプチンの治療を受けました。 ポートを入れる手術をする前は、怖くて仕方ありませんでしたが、実際手術が終了する頃には、私は覚悟が決まった気持ちになりました。それは清々しい位の気持ちでした。 車椅子で部屋に戻る途中、看護師さんとそんな話をしていたら、 「その葛藤が大事なんだそうですよ」 と言われました。 先生に言われた治療方法を、はいはいと受け身で受けるのと、悩んで苦しんで、自分で受けると決めたのでは、治療結果に違いが出るそうです。 やはり、人まかせではなく、自分の人生、自分で決めるんだ、という意思の力は大きいようですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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