ダブルの小部屋

2006/03/23(木)00:01

冥王星探査航海・帰還報告 (0.はじめに)

現代科学vs精神世界(10)

 お彼岸です。21日(火・祝)の中日を中心にして、前後、18日(土)から24日(金)まで続く7日間。これは過去からのしきたりでもありますが、単なる人為の作為ごとではありません。彼岸の中日、春分の日は、昼の長さと夜の長さが等しくなる日。天文学では太陽の軌道上の黄経を0度とする基準のポイントです。太陽系の第3惑星:地球の運行に基を置いている、自然学の観測による科学的事象でもあります。  春の彼岸は、木の芽時にも重なります。もの皆蠢き、もの騒で、不安定な時節でもあります。『別れ』と『出会い』の季節とも言います。『帰し方を振り返り、行く方を見定める』ターニング・ポイントの季節なのでしょう。一方で物事を終了させようとする方が居れば、また一方では新しい出会いに胸を膨らませる方も居られましょう。また、あるいは、ご自分の立脚点を再度確認される方もいらっしゃいます。  あなたは、どの道を通ろうとされていらっしゃいますか?  わたしの身辺でも、その3様が見かけられ、それぞれにご自分の道を歩んでいくようです。  わたしもそのひとり。それぞれが、この地球上で、それぞれに伴走しているように思います。わたしの場合は、3番目『立脚点の再確認』にあるようです。このブログを立ち上げたのは、3年前の3月初旬でした。3年が過ぎて行く内に、ずいぶん立ち位置も変わってきました。今振り返り、そして流れをとらえて閉じもせず、また先へと継続して行こうと思います。  物事に、始まりも終わりもありません。過去へ遡っていけばどんどんどんどんその前が見えてきますし、未来を夢見ていってもどんどんどんどんその先が未知として残ります。始まりとおしまいがあるのは、物語の中だけです。それは一つの区切りの儀式なのでしょう。先には先が、前には前が、綿々と続いて行って無限の彼方に放り出されます。どこかで区切りをつけなければ、このちっぽけなわたしは、途方にくれてしまいます。  木星探査航海の序章を書こうと思ってはいるのですが、散在した記録資料の整理編集にやや手こずっています。  それより何より、帰還後の地上の歓迎の方が、大盛況です。真新しい眼で見るこの地上の光景は、すべてが新鮮で、あらゆるものから新しいメッセージを感じています。次から次へと絶え間なく続く、今の中のまた今に。どうやら、木星探査航海での、幾多の調査や発見の、真の意義は、この地上への帰還でこそ生かされているのだと言う事を、身にひしひしと感じている今日この頃です。  さてしかし、とにもかくにも、序の序です。  始まり、始まり~  それは去年の10月の終わりごろのことでした。わたしの耳に風の便りが届きました。冥王星に、新衛星が見つかったそれもふたつ?、新聞紙上で知りました。調べてみると、10月31日、ハローウィンの日だったようです。 ⇒⇒『国立天文台:アストロトピックス』 その時はまだ、それが誘い水であったことに気付く余裕もありませんでした。ただ、わたしの深い直感のところでは、何かの予兆を察知していたようなのです。それからしばらくして、何かに導かれるかのように、わたしの旅がが始まっていることに気付いたのです。  (つづく)      お彼岸の中日、息子と客人と3人で、玉遊びに興じました。WBCの日本野球、世界制覇の興奮冷めやらぬすぐ後で。裏の会社のグラウンドをちょこっとお借りしました。サッカー、ドッヂボール、野球の順でした。日頃、あまり使われていないこのグラウンドは、ちょっとかわいそう。まあ、冬でした辛そうなのでしょうが、内野のフィールドの土にも、かわいいぺんぺん草がたくさん芽を出していました。

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