ダブルの小部屋

[絵画・写真・図解] カテゴリの記事

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  『　植物界　』

  　　　　　　　　　　　　　　四つの界の中の『植物界』です。植物を描いたのではなく、植物界です。植物のイデアのようなもの。どこかにある植物ではなくて、全ての植物に共通するエッセンスのようなもの。ゲーテの理念に『原植物』という言葉がありますが、それに近いもの。　シュタイナーは３０代までは、アカデミックなゲーテ研究家であり、ゲーテの思想を継ぐものであると言われています。　確かに、こんな花、見たことないですよね。わたしのイメージの中から生れた花です。

  2006/09/11

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  『心の風景（９）』！？

  　　　　　　　　　　　　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　　　　　　　　～朝を告げるマゼンタ～　が手招きをして、　　　　　～日の出の瞬間～　が出現する。　　　　　そしてまた、１枚目の　～朝の気分～　へと円環して行く。　　　　　この２枚の絵画に挟まれた、点線で囲まれたグレーのゾーンに、　　　　　あなたなら、どんな色彩を描くだろうか？　　　　　あなたなら、どんなドラマを描くだろうか？　　　　　太陽が地平線から顔を出すその瞬間は、特別な大いなる時。　　　　　その時のあなたの気分はどのようなものだろうか？　　　　　その時の世界の気分はどのようなものだろうか？　　　　　あなたの心の目で、自由に描いてみてください。　　　　　それは、とてつもなく美しい想像力の遊びだ。　　　　　・・・わたしは、未だ、描ききれないでいる。※　２ヶ月も、ご無沙汰しておりました。３月の嵐に始まったわたしの修練も一応の目処を終え、無事一息ついています。また、ぼちぼちと歩いていこうと思います。この４ヶ月間の御無沙汰をお詫びする為にも、得たものを晒して行きたいと思っています。

  2006/08/11

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  『心の風景（８）』

  　　　　　　　　　　　　　　　～　朝を告げるマゼンタ（水彩画・ぬらし絵）　～　『絵画的呼吸法』　の８枚目です。　太陽が顔を出す前に、雲がマゼンタ色に染まります。　　　「天使が日の出を告げる」と言われるものです。　いわゆる朝焼けは、この後に来るもので、空が真っ赤に染まりますね。　マゼンタ（マジェンタ）は、ゲーテによって名付けられた神秘的な色だと言われています。　ゲーテは、ニュートンの色彩学に対抗して、独自に色彩論を展開しました。その方法は、機器を駆使した現代科学的なものではなく、目による自然観察によるものでした。歴史的にはニュートンの色彩学が主流を占め、物理学として確立されました。　しかし、ゲーテの色彩論は、説明の仕方が違うだけで、誤りではありません。ゲーテの色彩論は、ニュートンがあまり重要視しなかった、人間の目の生理現象にも及び、ニュートン色彩学を補完しているところもたくさんあります。　シュタイナーは、３０代までは熱心でアカデミックなゲーテ研究者でした。色彩論についてもゲーテを継承し、独自の色彩学へと拡張しています。　　⇒参照　：　『色彩の本質◎色彩の秘密』Ｒ・シュタイナーマジェンタは、オーラソーマでは以下のように説明されています。　　⇒参照　：　オーラソーマのマジェンタ現代色彩学では、絵の具の３原色として普通に扱われています。　　⇒参照　：　現代色彩学の説明　※　なお、この水彩画ではマゼンタの絵の具は使っていません。赤味はカーマインです。

  2006/06/13

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  『心の風景（７）』

  　　　　　　　　　　　　　　　　　　～　夜明けの気分（水彩画・ぬらし絵）　～　『絵画的呼吸法』　の７枚目です。　薄っすらと夜が明けて来ます。　　　空が白みはじめる　この時刻が好きです。　小鳥たちのさえずりが聞こえて来るのもこの頃ですね。

  2006/06/12

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  『心の風景（６）』

  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～　真夜中に月（水彩画・ぬらし絵）　～　『絵画的呼吸法』　の６枚目です。　深夜に月明かり。　　雲間から、優しく眺める朧月夜です。　　一日は２４時間（昼だけではない）、そのリズムを感じるのがこの呼吸法です。　　　　　　　☆　このところ、画像作品だけで埋めています。もうすぐ終わります。　　　　　　　　　ちなみに、この次の満月は１１日（日）、楽しみです。

  2006/06/08

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  『心の風景（５）』

  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～　夜の気分（水彩画・ぬらし絵）　～　『絵画的呼吸法』　の５枚目です。　夜の帳が下りた後。　夕焼けは、あっという間に真っ暗になりますが、なかなか漆黒は表現できません。　昼間の暖かさが消え去り、夜の冷たさが覆っているところを描きました。

  2006/06/07

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  『心の風景(４)』

  　　　　　　　　　　　　　　　　　　～　夕暮れの余韻（水彩画・ぬらし絵）　～　『絵画的呼吸法』　の４枚目です。　ここから色が混ざり合って行きます。　太陽はもう地平線の向うに沈んでいます。　でも、その余韻が空に現われる夕焼けは不思議なのもですね？

  2006/06/06

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  『心の風景（３）』

  　　　　　　　　　　　　　　　　　　～　日暮れの風景（水彩画・ぬらし絵）　～　『絵画的呼吸法』　の３枚目です。　これで、日中は終わりに向かいます。　太陽の熱がだんだん下に降りてきて、青の地面に迫ります。　湿った空気の日本では、こんな景色をたまに見ませんか？

  2006/06/04

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  『こころの風景』

  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～　真昼の気分（水彩画・ぬらし絵）　～　『絵画的呼吸法』　の２枚目です。　デジカメの画像で、原画に比べて色がややどぎつくなっていますがご容赦を。　１枚目が午前１０時頃をイメージしたもので、これは午後２時頃のイメージです。　いずれも、心の中の風景だということをお忘れなく。　　　　　　　　　　　☆ちょっと間が空きました。これから連続で行きたいと思います。

  2006/06/02

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  『虹から風景へ』

  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～　朝の気分（水彩画・ぬらし絵）～　虹を風景にするとこんな感じになります。　マーガレーテ・ハウシカ（１８９６～１９８０）による『絵画を通しての呼吸の練習』を試みたものです。　シュタイナー医学の芸術療法（絵画・素描・彫塑）の分野を切り開いた人です。　一日の移り変わりを、色を使って表現していきます。　一日の呼吸をイメージの中で再体験していくというものです。　これは、９枚連作の内の最初の１枚目です。　『ぬらし絵』と言う技法で描いています。　紙を水で浸しアクリル板の上に置き、紙の上で原色を重ねて色を出して行きます。　使う絵の具は、透明水彩絵の具、以下の計６色です。　赤系　：　カーマイン／バーミリオン　黄系　：　レモン・イエロー／カドミウム・イエロー・ディープ　青系　：　プルシアン・ブルー／ウルトラマリン・ブルー　これから数日にわたって、約１０数年前に試みた、わたしの作品（残骸）を上げて行きたいと思います。　　　　　　　　　　　　　　□　　　　　　　　　　　　　　□　　　　　　　　　　　　　　□※　なお、マーガレーテ・ハウシカは、様々な『アート・セラピー』の流れが概観できる、下記の本でも紹介されています。　　　　　　　　　　　　　　　　この芸術行為の目的は、作品にあるのではなく作品が生み出されるプロセスそれ自体にある。　その行為は患者自身の内なる能動性へと導く。　患者はこの能動性によって不調和を取り除き、混沌を秩序づけることを学び、一定の法則性に従うことを学ぶ。　そして形態、色彩、響き、動きに喜びを感じる。　これらが患者にとっての心の滋養となり、治療薬となる。　以上は、『アートＸセラピー潮流』からの引用です（by　吉澤　明子）。　　この芸術治療は、病を持つ患者だけでなく、一般の人々にも有効であるとわたしは思っています。　患者を制作者に代えて読み直せば良いかと思います。　シュタイナーの芸術療法も、一般に開かれていてしかるべきなのではないでしょうか。

  2006/05/27

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  『円環の虹』

  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～　虹の習作(その２)　～　今日も虹です。　これは、色相環を試みたものです。　真ん中はグレーを出そうとしているのですがあまり上手くはいってません。　あと、水彩画なのでちょっと色が飛んでいますね。　色は物理学では電磁波の波長の長さの違いとして説明されます。　赤外線　～　赤　可視光線　紫　～　紫外線　と波長が短くなっていきます。　そして、これはより長い電磁波のスケールの中では、ほんの一分部でしかないのですね。　長い紐の一部をちょん切ったようなものです。　しかし、我々の目には、紫外線領域と赤外線領域が繋がる感覚があります。　つまり、青→青紫→紫→赤紫→赤　という風に。　感覚は色を円環に見立てるのでしょうか。　それとも、物理学の分析が一面的なのでしょうか。　いずれにしても、感覚の世界は奥深いですね。

  2006/05/24

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  『虹』から始めよう

  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～　虹の習作　～　『虹は７色』　でしょうか？　小学生の時に学んだ呪文は今でも空で言えます。　「～せき～とう～おう～りょく～せい～らん～し～」　『赤・橙・黄・緑・青・藍・紫』　しかし、これは日本語が切り取った、一つのモデルにしか過ぎません。　空にかかる実際の虹は、ある時は３色にしか見えないこともあり、５色や７色や９色まで見分ける人もいらっしゃるでしょう。　実際の虹を想像力によって紙の上に描いた、この絵画の虹にはいくつの色が見えますか？　グラデーションを見て取れば、名前がないだけで、さらに多くの色の饗宴を感じることでしょう。　虹は純色の帯ですが、じゃあいったい何色あるのでしょう？　それは、アナログとデジタルの淡いであり、見る者の感覚の閾値の持ちように依っているのです。　今、みなさんはパソコンの解像度に依ってこれを眺めている訳ですから、実は源はデジタルです。　飛び飛びな物に、滑らかな移り変わりを見て、アナログに見ている。　これが、グラデーションを認識させるのです。　　　　　　　　　　　～　５月２７日(土)の夕刻、東京の空にかかった虹　～　しかし、大元の自然の虹や紙に描いた虹は、果たしてデジタルなのかアナログなのか？　さらに、この世の事物はデジタルなのかアナログなのか？　そのテーマを追っていくと、途方もないことになってしまいます。　現代物理学は「光は粒子であると同時に波である」ことを追求していますが、そこにまでも広がっていくテーマです。　今日のわたしの夢想はここまでです。　しばらく、日記の更新から離れていましたが、徐々にスタートを切りたいと思います。　アナログとデジタルについては、優れた記述がありますので、そちらをご参照ください。　スピリチュアルなサイトですが、実は現代科学が押えられており、事実に基づいた思索の結晶です。　わたしにとっては、瞑想と行動のバランスの取れた＜目から鱗＞のお話の宝庫です。　⇒　光のkimiさんの日記：無色透明　⇒再開　　⇒波動

  2006/05/23

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