紙とデジタルの狭間で
【紙とデジタルの狭間で】
今週末から地域の高齢者の皆さんの集いの場「桂町ふれあいの家」が再開するとのことで、朝から告知用のチラシ作って、各世帯にお配りできるように印刷して、各町内会の役員さんの元へお届け。
加盟約190世帯の地域なのですが、「回覧板見ない、ファクス無い、直接持ってきてほしい」「回覧板を次の家に回し終わったら何が載ってたか覚えていない」「紙のチラシで一軒ずつに配ってほしい」「活動を知らせるために全戸に配るべきだ」という意見がある一方で、世代によっては「紙で配られるとゴミが増える」「活動に参加する特定のターゲット層にだけ配ればよい」「LINEで配信してくれれば事足りる」という意見もあり、悩ましいところ。
オンライン会議が当たり前になり、海外の人たちともリアルタイムでやり取りできる時代に、半径1キロ程度の空間の情報共有に難儀するというなかなかシュールな状況です。
高齢者の皆さんにデジタルデバイスを活用していただく、というのがひとつの鍵だと思うので、この夏からいくつかのトライアルを行ってみたいと思います。また、今までのオペレーションの仕方をやみくもに維持しようとすると「やること多い」という印象があり、町内会運営に参画する方も減ってしまうかなという心配も。
何かナイスな手法を御存じの方いらっしゃいましたら、お知恵をお貸しください。
これも地域のDXの一環と思って、いろいろやってみます。