先人の言葉先人の言葉1.健康は他人任せで済まされるほど安物ではない。 自ら一番力を注いで守る何よりも貴重なものである。 住む家の代わりはあっても体の代わりはない。 2.世の中に病気があるのではなく、唯病める人がいるのである。 人間はもともと孤独で弱いものである。 特に病気になった時は心身が傷つく、臓器の医学ではなく人間医学が必要である。 3.病は軽症の時に治療すべし。 罪は小さい時に直ちにこれを後悔すべし。 末病を治すには無理な我慢は命を削る。 4.万病を治すのは借金の返済と同じである。 我慢と辛抱と根気よさが必要である。 体が悪く病気になる時には余程の日数がかかっている。 治療とは管道を帰る様なもので、同じ日数がかかると思え。 5.病は自然が治す。傷は神が癒し、我は包帯するのみ。 人間は生きている限り、良くなろう良くなろうとする自然治癒を神から授かろう。 6.病ありて薬をせざる時は中医を得る。 化学薬品の大量の乱用は効が無くして害多し。 7.人生も一つの旅路である。 道草を喰ったり迷ったりした苦い旅の方が面白みがある。 無病短命 一病息災 【注記】 未病:西洋現代医学では、病気の範疇に入っていない病。 中医:中国伝統医学(中医学)では、生薬を組み合わせ処方する。 |