小西美帆 ブログ「gracias」

2013/04/09(火)01:46

ドイツ人の結婚式1、朝食からアフタヌーンティーまで

みなさーんごきげんいかがですか~ 私は、ほとほと異文化生活に疲れて、 ご機嫌斜めな日々が続いておりますよ~(笑) さてそんななか、 先週末はドイツ人の結婚式にご招待いただきました 新郎新婦のご実家がある南ドイツの小さな町でとり行われた結婚式は、 「南ドイツの定番」と言われるものが盛り込まれた ドイツのなかでも、近年ではなかなかレアーなお式だったようです。 まず驚いたのは 集合時間が朝の11時。 招待客150数名が一同に揃って朝ご飯をいただくの 披露宴会場の外に 長テーブル&ベンチ(←オクトーバーフェストと同じ)が設置されてましたよ。 メニューは南ドイツの定番 ・白ソーセージ(または普通のフランクフルト) ・プレッツェル(パン) そして朝から! ・白ビール ↑やる気を感じるよね。 お昼過ぎに近くの教会へ移動して 1時間半という長~い結婚式 とくに南ドイツではカトリックの信仰が深いこともあるし、 ドイツ語はよくわかんないし、 ローカル感も加わって、 ... 私にとってはなんだか異様な、不思議な時間でした 「宗教」と「日常生活」に境目がない感じを受けると、 「あ、私外国にいるんだ」 て久々に気づかされる。    日本のお正月に、多くの日本人が初詣に参拝に行くのも    外国人からしたら宗教的に見えるのかな。    私にとっては日常の延長というか、もはや習慣でしかない感覚なんだけど。。 新郎新婦はこの日の朝、 すでに役所で婚姻のサインをしてきていました。。 この感覚も日本の入籍と結婚式のそれと似てますね。    そういえばドイツでは結婚するのにいくらか払わなきゃならないって聞いたけど...     お式が終わって教会の外に出ると、 お待ちかねの南ドイツカントリーバンドがマーチング曲でお出迎え 幸せの「白い鳩」も5、6匹飛ばして、 カントリーバンドの演奏(伝統的なアルプスを思わせる音楽)を筆頭に、 新郎新婦、ご親族、参列者と、 ゾロゾロ150数名が連れ立って、 徒歩5分ほどの披露宴会場へ戻ってゆくのでした 式場のお庭で全員集合写真を撮ってからは、 ゲストが順番にならんで、新郎新婦へプレゼントを渡す時間 (この間ももちろんお酒を飲む時間) すでに7年同棲しているという2人が 新たに必要な家財道具、日用品は何もないというので リクエストは、 ハネムーンへのカンパ金という形が理想とのこと 日本でいうところの「ご祝儀」といった感じですが、 金額は、日本での感覚は高額過ぎる!ようです 相手との距離感(関係性)にもよって臨機応変にとのことでした さていよいよ披露宴。 朝食とお式ですでに5時間がたってますけど、 これがまだまだ序の口だったの~ 会場に入ったらまずは、 新郎新婦によるファーストダンス 2ヶ月ほどレッスンに通ってたんだって。 とっても素敵でしたよ 新郎のスピーチの後、ケーキ入刀 4段になったウエディングケーキは全部種類が違ってて、 多くのゲストもそれぞれ手作りケーキを持ち寄っていて... 実に20種類ほどのケーキが並べられていました。    ドイツのチーズとパンのコーナーはもちろん常備 ここから「ケーキとお茶の時間」がはじまるの 先の登場より、南ドイツカントリーバンドのみなさんの演奏は続いていて、 フロアで踊るひと、 お酒をたのしむひと、 ケーキとお茶でおしゃべりしながら、 まだまだ宴は始まったばかりなのでした つづく.... (もういいって?) 右上段:朝食の様子。 下段:プレゼント渡しタイム 15%強のゲストは、おなじみの民族衣装で参加 2011年3月の大震災におきまして、私はTeam Japan 300の活動に賛同しています。 Team Japan 300 http://teamjapan300.net/ ※私のボランティアレポートは、gracias! 2011年5/1~12日までの日記に記載しておりますので、是非ご覧になってみてください。 また、活動に参加してくださる方、活動支援金にご協力してくださる方がおられましたら、Team Japan 300ホームページより、お申し込みをお願いいたします。

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