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こんこんちきの世界

こんこんちきの世界

帰国 その1(9日目)

2004年8月30日(月曜日)

4時に目が醒めた。テレビのスイッチをオン。
まず着替えて身支度をした。
ホテルの食堂はまだ開いてない。でも今日は6時にチェックアウトしたいので
お菓子とお茶をお腹に入れた。
荷物の整理に取り掛かる。貴重品や壊れやすいものを手荷物用に、
洋服類やガイドブックをスーツケースへ詰め込む。
忘れ物が無いか 部屋の中を隈なく見てまわる。バスルームも念入りに。

5時50分頃に部屋を引き払い、1階のフロントへ着いた。
フロントに人影が無い。朝早いからなぁ。

明りが最小限に点けてある暗いロビーのソファーに制服姿の男性が横になっている。
近づいて「すいません、服務員はどこ?」と聞いてみた。
彼はフロントのカウンターの中を指差した。
「あ~」
カウンターの中で 机に突っ伏して寝ている若い女性の服務員に気付いた。
「チェックアウトをお願いします。」
こんちきは鍵とデポジットの領収書を渡す。
デポジットから宿泊費を引いて 残りのお金を渡すと、彼女は再び眠りについた。
「またお越しください」の言葉も見送りもナシかい…。中国らしいね。笑

ホテルの前から タクシーを拾った。
7時前に空港に着くと そこには日本人のツアー団体客がたくさんいて チェックインカウンターに長い列を作っている。
そのせいか 飛行機に乗ると 日本語のアナウンスも流れた。

8時5分に飛行機は日本に向けて飛び立った。
そして 経由地である上海浦東空港へ10時15分に到着。
飛行機から降りて 行きと同じくここで出国審査を受けて
11時15分発の日本行きの飛行機が出発する搭乗ゲートで待った。

11時になったが機内への誘導がない。
電光掲示板を見ると いつのまにか出発時刻が13時に変更されていた。

昨日友人が「日本に台風が近づいているよ」と言ったのを思い出した。
ICテレフォンカードを買って 成都の友人と日本の家人へ電話することにした。
案の定みんな心配していた。

上海浦東国際空港 1



13時まで まだ1時間30分ほど時間があるので 昼ご飯を食べようと
搭乗口付近のレストランを覗いてみた。
しかし 値段はビール30元、コーラ18元、コーヒー35元。
なんというボッタクリ商売だろうか。
その店に入るか少し迷っていたら、カップラーメンにお湯を入れて運んでいる旅行客が目に止まった。

あぁ、その手があった。
手荷物のバックの中に「UFO焼そば 四川火鍋風味」を入れていたよ。
さっそくお湯を注いでいたら 肩から下げていたバックが邪魔でうまくできない。
それを見かねた若い女性の空港職員がお湯を注いでくれた。
親切だなぁ。
「ありがとうございます。」とお礼をいうと、「どういたしまして」と日本語で
返された。焼そばを食べて 気分が落ち着いたこんちきであった。

上海浦東国際空港 案内ボード



と、そのとき「お客様 搭乗口へお越しください。」というアナウンスが流れた。
やっと 出発かと搭乗口へ向かうと、弁当と飲み物が配られていた。
これには結構がっかりした。出発がまだ決定していないし、食事を済ませてしまって弁当を食べる必要がなかったからだ。


その後 出発時間の変更は続き、13時→15時→17時。
あまりに暇なので 空港内の店を見てまわることにした。
外国有名ブランドの免税店、おみやげショップがたくさんある。
本の店に行くと「大漢天子1」のDVDBOX(16枚入り)が438元で売られていた。
ほ、ほしい!そしてさらに「大漢天子2」378元も。
でも値段が高すぎて泣く泣く断念。
この値段は市販価格の2倍ぐらいだろうから。
空港内をぶらぶらするのに飽きたので 電光掲示板を改めて見た。


そこには驚くべき文字が…。







「フライトキャンセル!!!!」

「嘘だろ~。おい!」思わず がっくりと肩を落とす こんちき。

だが 気を取り直して搭乗口へ走った。
困惑した乗客が集まっている。しばらく様子を見守ることにした。

待合室の椅子に座っていると 向かいに中国人の男性が座っていた。
どうなっているのか聞いてみよう。
「日本語わかりますか?」日本語で聞いてみた。
「はい、すこし」男性が答えた。名前は沈さんと言って40代の貿易会社経営していると自己紹介をされた。
沈さんの説明によると、航空会社がホテルを取ってくれてバスで連れて行ってくれるという。
ホテル代はもちろん航空会社が負担するそうだ。明日飛行機に乗れるが、時間は未定とのこと。

時刻はもう17時過ぎている。今日は朝4時から起きているので、こんちきはとても眠くなった。早く横になりたい。

弁当と飲み物が配られたので それを食べながら 沈さんと会話を楽しんだ。

バスが到着し、乗り込み 1時間ほど走ると ホテルに着いた。もう20時だよ。
フロントで鍵をもらう。2人部屋なので 他人と相部屋らしい。
そして 預けている荷物は飛行機に積まれたままなので、着の身着のままの状態である。
「1泊分の着替えや生活必需品は手荷物に入れて 飛行機に乗れ」という一般によく言われているアドバイスは守るべきだったと反省した。

沈さんと一緒にそのままレストランへ行った。
こんちきは中国人のおじさんばかりのテーブルへ着くことになった。
隣に沈さんがいるが、ちょっと緊張。
沈さんによると湖南料理(長沙)らしい。鶏の肝とピーマンの炒め物だが、かなり辛い。舌がしびれる。
湖南料理は四川料理と並ぶ激辛料理で有名だとかで、さすがの中国人の人達もそれにはあまり箸を付けていなかった。

部屋に戻ると 人気(ひとけ)は無いが,誰かの荷物があった。
とりあえず電話を掛けねばならぬ。1階ロビーに下りたが、ICカードの使える電話がなかったので、外へ歩き出した。
電話ボックスを探し、見つけたが誰かが使っているので、更に歩いて別の電話ボックスへ入った。
ようやく友達と家人へ連絡できた。
そのままホテルへ帰るのはもったいないので、周囲を散策することにした。
でも上海に寄る予定はなかったのでガイドブックや地図はない。
まっすぐ歩いてスーパーを見つけた。杏花楼の月餅を買った。
上海の有名なレストランのだから 多分おいしいだろう。

部屋に戻ると 相部屋になった人は風呂から上がったばかりだった。
「お風呂どうぞ」と言われたので、素直に従ってシャワーを浴びる。
寝室に戻ると、その人は既に眠ってしまっていた。

まだ22時だが 疲れたのでもう寝ることにした。




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