バイリンガル長男?!
長男が手を振ってバイバイをするようになり、初めてハッキリした口調でバイバイと言った日が遠い昔に感じる。2歳、3歳と大きくなるつれ単語数増加は勿論、段々と文章で会話できるようになり、自分を主張する時もあれば、我が子ながら心がホロッとさせられる様な優しい言葉、そして、やっぱりうちの子は天才かも?!って思わせるような芸術的、且つ、想像力豊かな事を言ったりする。(←単なる親ばか・・・)母親の私といる時間が殆どなので、日中の会話は100%日本語。お友達も日本人だし、ママ友も日本人。だから、息子も日本語の方が話し易いらしい。でも、子供って限りない可能性を秘めているんだなあって、今回の渡米で思った。元々、物怖じしない性格の長男。間違って様が、何だろうが、ジジババにガンガン英語で話しかけていた。それも、全てのセンテンスがI AM ~。 (私は~です)で始まってて、自己紹介なんかは完璧だけどクラッカー食べたい!って言いたい時もおじいちゃんに対し、 Grampy, I'm Cracker!(グランピー、僕、クラッカーです)なんて平気な顔で言っていた。グランピーはDo you wanna cracker?(クラッカー欲しいの?)なんて優しく言いクラッカーを渡していたけど。この、息子の度胸、結構凄いな~って思ったよ。私だったら、頭の中で文章考えて~、あれ、これ合ってたっけ?なんて迷ってる内に次の話になっていた!なんて事もあり得るのに、そんな事も気に留めずI'm Cracker!だよ。しかも、(間違ってても)言いたい事は通じている!やっぱり、言葉は単なる手段。気持ちも大切ね~なんて思った私。しかも、アメリカでも私には日本語、夫を含む他の人には英語で話し掛けていた・・・。ここまでなるのに、彼なりに混乱もあったでしょうに、凄いなあ。それよりも、モット驚いたのは、私の目から見ても日に日に単語力が増えていて、ジジババに色んな事を一生懸命伝えようとしてるの。2~3歳児って90分に1単語のペースで言葉を覚えるって言うけど、それを実感した瞬間。ある日、夫の実家にお客様が来た。彼らも、ニコニコ挨拶する長男をすっかり気に入ってくれた様子で息子も楽しそう。そしたら、お客様が帰るとき、息子ったらNice meeting you!(会えて良かったです!)なんて言ってハグしてるじゃない。これには一同、ビックリ。I'mの文章でもなく、Nice to meet you(初めて会った時に言う、会えて良かったです?)でもなく、Nice meeting you だった。そう言えば、英語で話す大人たちを長男はじ~っと見ている。特に、口の動きを凄く見ていた。直ぐに正しい発音が出来る訳じゃないけど、一生懸命、単語を伝えようとしている。我が子ながら凄いじゃぁ~んっ! (カナリ親ばか入っているので、適当に流して・・・)日本に帰国した数日後、私が隣の部屋から話しかけると、長男は聞こえなかったようでMommy, I can't hear you!(マミー、聞こえないよ!)って言った日は驚いた。次男に対しても一生懸命英語で話しかける長男。ハイチェアーから身を乗り出す次男に「Sit Down!」(座って!)テーブルに足を乗せる次男に「feet off the table!」(テーブルから足下ろして!)しまいには、自分の通り道にいた次男に「(get) out of my way!」(どいて!)なんて言う長男→夫の真似してるだけ?そんな彼、時々、苦悶する発音が・・・それはマカロニパスタどうしても、マクラノパスタになってしまう。何度やってもマァ~ク~ラ~ノ~・パ~ス~タ!しまいには、私の枕を叩いてマ~ク~ラ!!なんて言い出す始末。でも、自分でも間違ってる事に気づいたみたいで、最後は、ニヤ~って笑ってたけど。(もう正しく言える様になりましたが・・・)最近、バイバイ、ママ、ダダ(Daddyの赤ちゃん語)ってはっきりした発音で言うようになった次男。どんな成長振りを見せてくれるか楽しみだな。当の私、英語生活からすっかり遠のいてしまったせいか、私の脳内老化のせいか、分かりませんが国際結婚している近所の友達から「フードプロセッサーをフードプロフェッサー(食べ物教授?)って言っちゃうのよね~、ハハハッハ!」って笑話を聞いて以来、あれ、どっちだっけ・・・と、つい、迷ってしまう。新しい環境に慣れるのだけは得意な私。こんな環境になっちゃって、どうしてくれるの、Mさ~ん!