カテゴリ:独り言
昨日5年ぶりに友達から電話があった。 年賀状だけのやり取りになってしまっていた。 気がついたら5年も過ぎていた。 お互いの近況を話して、それから映画の話になって、友達が「花様年華」を観たと言ったのでウオン・カーウワイとトニー・レオンについてとか話をしたけれど、「2046」だけは観ていないと言った。 何故なのかは聞かなかったけれど、観るように薦めてしまった。 「花様年華」も「2046」もトニー・レオンはとても好きなのに相手は友達の一線を越えようとはしない。 「2046」ではフェイ・ウオンが木村拓也を忘れられず、「花様年華」ではトニー・レオンの奥さんと浮気している夫を、マギー・チェンは諦めきれずにいる。 トニー・レオンは奥さんと別れてシンガポールへ行く。 マギー・チェンに夫と別れて一緒に来て欲しいと言うけれど、彼女は悩みに悩むが一緒には行かなかった。 トニー・レオンはカンボジアのアンコールワット遺跡に行って、マギー・チェンとの事を壁穴に封じ込めて、その壁穴に草を詰めて立ち去る。 「2046」とそこが繋がっている。 トニー・レオンとレオン・ライが出ているので「インファイナルなんとかパート3」(題名を忘れてしまった)警察とマフィアの話の映画を観たけれど、二人とも悪くはないけれど、やはりウオン・カーウワイが撮る二人には及ばない気がした。 特にトニー・レオンの良さがあまり引き出されてはいなかった。 トニー・レオンは実らない恋が似合う。 特にマギー・チェンとの関係は良かった。 マギー・チェンはトニー・レオンを本当は愛しているのだけれど、その時代の女の人は(1962年ごろ)中々離婚してまで好きな人と一緒にはなれなかったのかもしれない。 いくら自分の夫が浮気していても。 観ているとトニー・レオンが可哀想で仕方がないけれど、一緒に行けないマギー・チェンも魅力があった。 アンコールワットのシーンも美しかった。 「花様年華」って一体どうゆう意味なのか映画を観るまでまるでわからなかった。 有名な中国の歌の題名だった。 映画の中でその曲がラジオでかかるシーンがあるけれど、そのシーンも忘れられない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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