カテゴリ:Original works
星のように瞬くイルミネーション 僕は1人街を歩く 恋人たちは愛を語り合いながら 通り過ぎてゆく すれ違う僕は 心で君を想っている なんて馬鹿なんだろう・・ 今でも好きだなんて・・ 神様 僕は愚かだけど 今年こそは 特別な誰かを・・ きっと出会える 特別な人に・・ それは去年のクリスマスの日のことだったね 心の思いの全てを打ち明けた こころから愛していた だけどもう次の日に 君は僕のその大切な想いを あっけないほどかんたんに捨ててしまったね 君には愛する人がいた だから今年こそは つらい涙を流さないように 伝えるんだ 特別な誰かに 僕は一度こりて用心している もう傷つきたくはない あんな思いはしたくない だから君と距離を保っている なのに今でもあろう事か まだ君は僕の瞳をとらえて 君を見ないわけにいかないなんて ねぇ、ベイビー まだ覚えている? あの日告白したことを そして君が捨ててしまった僕の愛を・・ そう 1年たったんだよ もう驚きはしない たとえ君が忘れていたとしても・・ あの日指輪を贈ったね クリスマス用に綺麗にラッピングしてもらって 「アイ・ラブ・ユー」のメモを添えて はじけるような笑顔が見たくて・・ 君は笑うかもしれないけれど そのつもりだったんだよ もう充分わかっているよ なんて馬鹿だったんだろう でもね、もっと言えば もし今キスしてくれたら・・ そうなんだ また僕を馬鹿に出来るよ 愛している かなしいけれど・・ 大勢の人が部屋にひしめいている 疲れた眼をした友達たち みんなおもいおもいの人と話しをしたり それぞれたのしんでいる 僕は君から見えないように隠れている 話せばつらくなる 何も無かったみたいに君は話しをすると思う そして君の心を冷たく感じるだろう ああ、でもね、思っていたんだよ 君は頼れる人だって 僕? 多分僕はね 君が泣きたい時だけ 君に貸す為の肩に過ぎなかったんだね 君の恋人の表情には 悔しいけど想いの熱さと 君に思われている心のほてりが見える その男をよくは見ることはできないけど わかるんだ だって僕はとても愛していたから それがどれだけ心を引き裂いたか・・ 君にはわからないだろうね でもね、僕はもう真実の愛を見つけたんだ もう決して僕を馬鹿にできないよ 今なら去年のクリスマスにさよならを言える そして君にさよならと言える 特別な誰かを見つけたんだ もう振り返りはしない つまずいたりしない もう二度と 君に・・ 宮寿陵さんの和訳を基に創作しました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.12.26 22:23:33
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