カテゴリ:独り言
今夜は同じ職場の人の送別会があった。 その人はいろいろ問題があって、左遷されることになったのだけれど、本人はそれがまるでわかっ ていない。 自分が思い描く自分自身は素晴らしいのだ。 けれど周りの人たちがその人をそうは思っていない。 むしろ迷惑な人だった。 送別会でも、誰も何も言えなかった。 ただ送られて無邪気に喜んでいるその人に唖然としていた。 上司に、君がいなくなると喜ぶ人が多い、とまで言われているのに、本人には何もわかっていなか った。 その人は自分に自分で酔いしれているという感じだった。 とても怖い事だと思う。 知らないということは。 自分も気をつけなければと思ってしまった。 自分自身にはさらに厳しい見方をしなければならないと思った。 自分が思う以上に、まわりは自分というものを良くは思わないものだと思った。 後味の悪い送別会だった。 ここ数年仲の良かった友達が大阪に来年の三月に行ってしまう。 もともと友達で、今の仕事も一緒だ。 結構いろいろなことを話せて、時間を忘れられる友達だった。 文章の校正もしてくれていたのに。 いつも何処を見ているのかわからないようなところがあって、つかみどころがないところが面白く て良かったのに。 多分彼女のような人はあまりいないと思う。 いつも遠くを見ているみたい、と良く言われることがあった。 中学生の頃からだと思うけれど。 授業中、いつも窓の外を見ていた気がする。 つまらない授業の時には。 そしていつも空想していた。 空想癖があった。 小さな出来事が、もしもこうなってああなって、そしてこれがそうなって、という感じでどんどん 頭の中で飛躍していった。 1人で考えている時間がいつも必要だった気がする。 でもだからと言って、人といる事が嫌いだった訳ではないけれど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.31 00:04:44
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