人生は旅・その旅を・旅する・わたくし

2016/05/06(金)02:19

日本三名瀑の一つ・・・・・(2016・4・8)

一歩家を出ると、そこは非日常の浮世がある(129)

  4月の初めごろ、鬼の撹乱をやって予定していた旅がオジャンになった撹乱も少し落ち着いたので「荒療治」を計画日帰りの旅をすることにした   行き先は「上野」乗り換え「水戸」乗り換え、水郡線へ   ローカル線の楽しみは「単線」にあり   初めての線でのもう一つの出会いは 駅名である  「静」「瓜連」二つとも面白い   春の空は晴れていても、靄ってすっきりしない    古いのか新しいのか洒落た 「駅舎」に見取れていたら、駅名が通り過ぎた     この日金曜日だったが、水戸からの乗客は多くなく、目的地に近くなると益々閑散として空気が澄んできた    進行方向左側には「きれいな水の川」が続く      駅に止まる度、運転手さんが「料金箱」を持って走り出るこの路線無人駅が多い 運転手さんは忙しい、運転も集金も一人で担う 降りる客から運賃を回収して箱に入れる これぞローカル線の見どころ    この日、電車が少し遅れ気味で心配しながら 降りてダッシュし、バスに飛び乗った・ら・・・「お客さん大丈夫ですよ、電車に合わせてますから」っとドライバーから声を掛けられ、ふぉっと 呼吸を整える降りた駅は「袋田」  「滝元」行のバスである・・・客は虚空一人、たったひとりだった   滝元迄約10分であった、近いようだが、歩くのは時間が有るときだ この時間、午後2時では先が急がれる最終バスが4時半と確認をして 観瀑台へ・・・・・・・約15分 さくらと鯉のぼりのコラボを見ながらてくてく   入館料ではなく、トンネル使用料¥300を払いトンネルを使用? しながら進む 暫く歩くとドーーーーと言う音が聞こえてくる     ここ「袋田の滝」は高さ120m・幅73mの大きさ、大岩壁を四段に流れることから、別名「四度の滝」とも呼ばれ、その昔、西行法師が訪れた際、「四季に一度ずつ来てみなければ本当の良さはわからない」と絶賛したことからとも言われている      一番下から見る全景  落瀑の迫力をカメラで撮るのは無理がある      一番上の台から降りるとき、中国の観光客が来た 人が居る時と居ない時の「滝」は、何かが違って見える わかった! 空気だ   一段降りた時、一人人が居た    飛沫は飛んでこなかったが、迫力は凄い  観瀑台  ↑つり橋から見た観瀑台    行きも帰りもトンネルで人には会わなかった    「滝元」の駐車場には車が1台も無かった 週末や観光シーズンは一杯なのだろうか 帰り道 直火で焼いた「アユ」の焼きたてを頬張りながら駅まで歩いたのは美味しくて空腹を少し満たしてくれた ご馳走様 食べながら歩いていたら 、90歳と言う女性から声を掛けられた「美味しいでしょ」っと「美味しいです」と答えると笑顔が美しかった  「ゆっくりできないの」?言われ「バスの時間が」と言ったら、4時半だものね急いで行きなさいと、急かされたこの地の人はバス時間がしっかり インプットされているようだ     帰りの「袋田駅」で青空に会えた水戸行は待ち時間40分、ここからの乗客は虚空ともう一人 食べる時間が無かったので、駅周辺を探したが1軒も食べ物屋は無く、すきっ腹を抱えて帰宅した・・・・・空腹は最高のご馳走である  この駅も無人駅である   水郡線は進んでいる1時間1~2本の列車があるが、駅で見た進行情報が素晴らしい 欧州・韓国で見たが、国内では初めて見る これがあると、待つ人は余裕が出来る首都圏は列車数が多すぎて、無理なのだろうか    17時近くの列車なのでライトが付いていた   袋田を出て暫く行くと、アオサギが悠々と川面を飛んでいた 別れの挨拶だったのかな   行きたかった所へ行けて良かった袋田は行ってみなけりゃわからない結構乗車時間が長かったが、何かお弁当を持ってゆくとよかったかも  取り替え時間や、現地の観光時間に余裕がなかった飲み物だけはたっぷりあったので良い滝の凄さは一見の価値ありである 四季折々行けたら確かに良いだろう出来たら秋深き冬近い時期が魅力である  でも1回でも見られて満足した2回目があれば贅沢である                            覚書「ゲド戦記」帰還 ル=グウイン                        「ゲド戦記」「アースーシ^の風」ル=グウイン 

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