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のんびりおまかせ60代

同じ父なのに・・

8歳年下の妹と、父の思い出を話した。
(父はまだ生きています、念のため)
私達は三人姉妹で、私は長女であるが、私には幼い頃の父の思い出があまりない。
私の記憶している父はいつも仕事で忙しそうで、
父に可愛がってもらった記憶がないのだ。
それなのに、妹は父に抱っこされていた思い出や、
父について歩いた思い出があると言う。
なのに、私には父との会話の思い出すらない。
この差って、いったい何なのだ?!

まず第一に、私と妹の性格の違いがある。
私は無口で、とてもおとなしい子だったと言う。
それに比べて、私の記憶している妹は、とても人懐っこくて甘えん坊だった。

そして生まれた順番の違い。
私は長女で、4歳で下の妹、8歳で末の妹が産まれた。
下の妹が生まれる頃から、私は祖母と寝起きしていたようだ。
下の二人の妹は、ずっと両親の部屋で寝ていて、
幼い私はそれが少し羨ましかった記憶がある。
私が両親に上手に甘えることができなかったのは、
そんなことが背景にあるのかもしれない。

妹の記憶にある父は、とても優しかったという。
でも、私の記憶にある父はとっつきづらくて、
父の前に出るととても緊張した。
・・同じ父親なのに・・である。

私が父と親しく話せるようになったのは、実は結婚してからである。
私の息子が生まれた時、父の喜びようには本当に驚いた。
私達が女ばかりであることへの愚痴は聞いたことはないが、
父はやはり男の子がほしかったのだろうと思ったものだ。
私達にできなかったことを、父は色々と息子達にしてくれたと思う。
我が子を可愛がってくれる父の姿に私はとても感謝したし、
息子達もおじいちゃんが大好きだった。
また、仕事を続けている私に対しても、
心の底では応援してくれているのがよくわかって、それも感謝していた。
(母は、「子どもを預けて仕事をするなんて・・」などと、
 私の生き方を必ずしも認めてはくれなかった)
だから、私の父の思い出は、大人になってからのことが多い。

それに比べて、妹は子ども時代の思い出は多いようだが、
結婚して遠方に引っ越したため、
大人になってからの思い出は私ほどには多くない。

と、こう書いてみると、妹と私の「父の思い出の分量」は、
結構バランスが取れているのかもしれない。
それでもやっぱり、私はもう少し小さい頃に、
父に可愛がられた思い出も欲しかったな・・。

(2004年08月03日)


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