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2005年11月12日
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午後からは、学校の先生達がメインの研究集会に参加。
私は不登校などに関する分科会に出席。
色々と考えることや感想もあるが、ここでは省略。

終了後、札幌市で開催された「広木克行講演会」に直行。
広木先生について詳しい情報がないかとネットで探したが、
膨大な講演をなさっている方なのに、詳しい情報は思ったより少ない。

子どもの危機は社会の危機

長年、教育カウンセリングの現場で子どもや親の話を聞き続け、
それを軸に研究も続けてきた人の言葉は、本当に説得力があった。
「子どもの危機は社会の危機」とは、真実だと思う。
お話は、一つ一つとても説得力があり、
色々なことが「目から鱗」のような気がした。
その中で印象に残り、今現在子育てをしている人たちにも参考になると思うことを、少し書いておこう。

様々な「子どもの事件」からの教訓として、
先生は色々な方向からお話をして下さった。
それは、子どもの事件が起こるべくして起きる背景とも言えるだろう。
現在、保育園や学校内で「キレル子」「攻撃性のある子」「抑うつ状態の子」が増えているという。
そのデーターを聞いて、本当に驚いた。
私のメモ程度の数字をここに書くのは不安なのでやめておくが、
想像以上の数字であった。
それらをふまえて、次のようなことを指摘された。

○孤立の危うさ
 現代は、親、子ども、教師、それぞれに孤立していることが多い。
 その孤立が重なった時に、何かが引き金になると・・。

○競争の低年齢化
 現在の「教育改革」をリードしているのは経済界であり、教育学者や児童心理学者ではない。 経済の「競争原理」が教育や養育・保育に強く反映されている。
 習熟度別教育が必ずしも子ども達の学力を高めることにはならないことや、
「大人の安心のための早期教育」などの弊害などの話を聞き、
特に幼児期の過剰な「学習」などがどのような影響を子どもに与えるかを、もっと真剣に考えなくてはならないと痛感した。
 全世界どこでも、子どもの教育は「6歳前後」から始まるという人間の歴史の中での経験知を、もっと大切にしなくてはならないだろう。
 乳幼児期の子どもに特に必要なのは、五感を十分に働かせて、色々な人との関わりの「体験」なのだ。
 
○落差に気付く大切さ
 子どもが「家庭での顔」と「学校での顔」が違うことはよくある。
 その落差(違い)がどのような形で現われているかがヒントである。
 家では甘えん坊で多少だらしが無くても、外に出たらしっかりしているというのは「プラスの落差」で、心配は無い。
 しかし、家庭内や教師の前では「おとなしくていい子」なのに、友達の中では暴言を吐いたりワルであつたりするという落差は要注意。

こんなことを書いていたらきりが無いのだが、
最後に、子育てをする上で必要なこととして

○子どもは三つの関係の中で育てよう
 ・垂直の関係・・親と子
 ・斜めの関係・・親の友達と子どもなど
 ・横の関係・・子ども同士、友達関係

○子育てとは子どもの心を育てること
 心が育つということは「関係が育つ」こと。
 「体が育つ→心が育つ→知識が育つ」というプロセスを大切に。

子どもの問題の背景には、必ず大人の問題があるとはいつも思うことだ。
それは、社会環境、自然環境、家庭環境、教育環境(保育園、幼稚園、学校)などとても幅広く、とても一つ二つの理論や仮説を使ってでは説明ができないことではないかとも。
しかし、それに呆然として立ち尽くしているのでは、
これから育ってゆく子ども達を守ることはできない。
広い視野に立って、自分のできることに少しずつでも手をつけるしかない。
とにかく、経済学での競争原理で教育を考えたり利用することだけはやめてほしい。
本当に子どもの育ちに大切なことを、特に親は真剣に考えなくては、
「子どものため」と思いながら、子どもを追い詰めているということになりかねない。
それでは、あまりにも悲しすぎるできないか。






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最終更新日  2005年11月14日 10時40分24秒
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