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カテゴリ:つぶやき、人間関係
現在、四月一日、午前1時半。
2時間足らずの睡眠で目覚めてしまい、 眠れそうにないので携帯から日記を書いてみることにした。 31日は、某会の例会だった。 子どもの事などで悩みを抱えている人たちの、話し合いの会。 いつもこの会では、様々なことを考えさせられる。 参加者一人一人の苦悩や不安をビシビシ感じて辛くなったり、 嬉しい報告にホッとしたり、 それぞれの話しを聞きながら、一喜一憂してしまう。 それと同時に、私自身の子ども時代から今までの、 様々な出来事を思い出してしまう事が多い。 昨日も、忘れていた事がいっばい 心の引き出しから引っ張り出された感じだった。 それはどれも、私にとっては悲しかったり悔しかったりしたことばかり。 今、またそれらを思い出して、 私の子ども時代の思い出には、あまり楽しかったことがないので、 不思議な気がするほどだ。 決して不幸な家庭環境だったわけではない。 それどころか、多分近所の家と比べたら、恵まれていたはずだ。 なのに、私には楽しくてゲラゲラ笑っていた記憶がない。 考えてみると、物心がついてから我が子が生まれるまで、 私は自分に生きている価値があると実感できず、 いつも不安だったように思う。 自分が世話をしなくては生きてゆけない赤ん坊を抱いてから、 本当に自分が必要な人間なのだと感じ、初めて死にたくないと思った。 それでも、子育ての過程では、 こんな私が母親になったのは間違いだったと、 何度も悔やんだり自己嫌悪で自分を呪った。 その私が今は、当時は想像もできなかった穏やかな気持ちの中にいる。 悩みや不安は、私にとっては必要なことだったとさえ思う。 苦しみの渦中にいる人には慰めにもならないのだが、 みんなの心がいつかきっと穏やかな幸せに包まれるはずだと、 信じて祈りたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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