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カテゴリ:政治・政治家
千葉県に住む友人からのメールが届いた。
彼女は停電災害から免れた地域に住むのだが、これほどの停電被害が出ていると、 周辺地域にも報道されない被害が及んでいるのではないかとの私のメールに 下記のような返信メールが昨日届いた。 その一部を抜き書きする。 「もうこれは人災です。 自然災害はどうにもならないことです。 ですが、対応のなさ、初動の遅れや不手際、さらに物資の備蓄のなさ。 森田県知事の国や自衛隊への要請がない。 官邸には対策本部さえもない。 マスコミは、嫌韓報道と内閣改造一色。被災状況や救援の方法の報道がなかったのです。 電柱がヒビが入ったり倒れたりしているのですが、それは、東京電力のメンテナンスの予算が9000億円から2000億円に減らされていたから。 通信もできないから、救援も発信できないという地域が多々。 そうしたなかで、ミルクもない。 スーパーにもコンビニにも品物がないところがたくさんあります。 暑さでなくなっている人も出ています。」 以下、私の怒りの返信への二度目のメール。 「この間、メディアは内閣改造でお祭り騒ぎ。 進次郎氏の育休は?なんてくだらない報道ばかり。 森田知事は、内閣改造で大変だろうと官邸に忖度して、報告・救援要請をしなかったようです。 もし、それをしていたら自衛隊がすぐに動けたのです。 それと、内閣改造を1日遅らせていれば、自衛隊が法律で決まっている動きをとれたそうです。 そして、新大臣ばかりの新体制では、災害救援ではいろいろな省庁にまたがるため、すぐに対応できないのです。」 このような情報が、ニュースではあまり出てこない。 国家丸ごと忖度状態か? 当初はこれほどの被害になっていることがわからなかったにせよ、 広範囲の地震災害とは違うし、他県ではさほどの被害もないのだし、 台風の勢力は相当のものだったのはわかっているのだから、 早急に被害状況の確認の指示くらいは出せただろうし、 自衛隊だって多分、台風被害支援の出動があるかもしれないと体制準備はしていたはずだ。 一年前の胆振地域の地震があった時、近隣の自衛隊は早朝に出動し始めていたと、 駐屯地近くに住む知人から聞いた。 まだ暗い中を駐屯地に次々と自衛隊員が集合して、早朝には自衛隊のトラックが走り出したとか。 「やっぱり自衛隊って、こういう時に頼りになるね」と、 その時私たちは改めて自衛隊に感謝したものだった。 自衛隊組織の機動力は大変なものがあると思っている。 情報収集や広報活動だって、専門の部署があるのだ。 地域や関係機関との連携調整だって、担当部署がちゃんとあるのだ。 東北の大震災や集中豪雨被害の支援出動の経験を重ね、そのスキルも上がっているだろう。 自衛隊が違憲かどうかなんて私達には関係ない。 きっちりとした指揮命令系統に従って、 粛々とどんな困難な場所でも任務にあたることを訓練している人たちがいる。 自衛隊が軍隊になってほしいと私は思っていない。 しかし、私たち国民のために命がけで任務にあたってくれる人たちだということは信じている。 命がけで働いてくれるとは信じていても、他の国の軍隊の支援のために死んでは欲しくない。 こんな非常時に、臆面もなく首相は「憲法改正」を前面に出す。 憲法よりもまずは、足元の国民の命を守ることが最優先だろう。 こう書いていると、怒りが湧いてきて冷静でいられなくなりそうだ。 とにかく、苦しむ人たちのために全力で働いてください。 今朝(15日)、その友人からの情報で下記の記事を知りましたので、補記しておきます。 「安倍首相、台風15号被害を激甚災害と見なさず千葉県民を見捨てる!」 白 坂 和 哉 デイウオッチ 2019/9/13 これから出かける予定があるので、主要部分のコピペ等は明日以降に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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