|
テーマ:孫・子供・家族(1642)
カテゴリ:家族・親族
山形県から大学3年生の孫が、半年ぶりに帰省した。
この日から気温が下がった北海道に、孫はちょっとびっくりした様子。 お昼頃に我が家に到着したので、昼食は親戚の農家から朝もぎとうきびを手に入れてきて、 「とうもろこしご飯」と、孫が小さい頃から大好きなポテトサラダを用意した。 昼食後に私の実家に顔を見せに行く予定だったが、「頭痛がする」というので休ませることにした。 昨日は山形の鶴岡からバスにのり仙台まで行き、ビジネスホテルに泊まり、朝早く空港に向かったという。 ずっとおこもり生活が続いていた上に、乗り物に乗っている間はマスク着用で、 本人曰く「マスクで酸欠になったかな?」。 夕方には息子一家が合流して、市内の和食居酒屋(料理屋?)で会食予定だったので、 それまでに頭痛をなんてかしたいと、頭痛薬を飲ませて寝かせる。 しかし、夕方になっても頭痛は取れなかったようだが、 美味しい料理は楽しみにしていたようで、みんなとその店に出かける。 山形は猛暑が続いていたので、北海道に帰省するのに長袖の上着を一枚も持ってきていなかった。 仕方ないので、夫の長袖シャツを着せて向かう。 この店は、鮮魚店が経営しているので、海鮮料理がとても美味しいしお得感が一杯。 個室を予約できたので、次々と料理を頼み、孫たちも「おいしーい」を連発しながら料理に夢中。 最近は体調が思わしくなくて、あまり食事が食べられないというお嫁さんも、 息子の帰省と美味しい料理に元気が出たのか、結構食が進んでいるように見えた。 その合間に、孫の大学生活や高3の孫の話も聞けて、私達祖父母にとっては楽しい一時だった。 高3の孫も、札幌の短大に進路を決めたようだ。 二人とも農業高校なので、学校推薦での進学となる。 大学生の孫は、「やっぱり勉強についていくのは結構大変」という。 そもそも、公立大学進学など当初は考えていなかったのだが、 偏差値の低い農業高校ではちょっと頑張ると上位の成績となり、 そのような子には先生たちの期待も高まり指導にも熱が入る。 ということで上の子は、山形の大学の農学部に進学したのだが、 私が聞いていると、どうも農業高校出身ということに、多少のコンプレックスがあるようだ。 それを恥じているわけではないが、「自分は普通科の進学のための勉強をしていない」と思い込んでいるのではないか。 というのは、成績表を見せてもらっているが、決して悪い成績ではないのだ。 「あれだけの成績とってたら、何も心配ないと思うけど。それとも、相当に頑張ってるの?」と聞くと、 「頑張ってると思うよ。勉強しなけりゃついていけないと思う」とのこと。 うーん、そこそこ勉強してついていけたら十分じゃないかと思うのは、私が甘いのか? 一科目か二科目くらい、追試で拾ってもらえるようで十分じゃないかと思うのは、孫の父親(息子)のことを思い出すから。 大学の成績がどれほどかなんて、卒業出来たら何も関係ないことだ。 それに、大学は色々な学びの場なのだから、遊びや友人との付き合いでネットワークを作るのも大切なことだ。 (その意味で、コロナでオンライン授業中心なのは、学生にとっては本当にマイナスだと思う) 話をしていると、この孫も本当に真面目な奴だと痛感する。 私たち一家は、自分で言うのもなんだけど、真面目な一族だと思う。 性格は色々だけど、共通するのは真面目なこと。 それがあれば、人生何とかなると私は信じているが、この気質で穴があるとすると、 真面目に考えすぎて自分で落ち込んでゆくことだ。 それだけは避けてほしいと、私は孫たちに言う。 「あんたたちは、少し不真面目になるくらいでちょうどいいんだからね。 ちゃんとサボることも時にはチャレンジしたら?」 私は幸せな祖母だと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[家族・親族] カテゴリの最新記事
|
|