マイペース70代

2022/02/26(土)08:19

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戦争・紛争・平和、原発、災害(94)

「必要に迫られた」と正当化=ウクライナ侵攻でロシア大統領  【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は24日、ロシア軍のウクライナへの本格侵攻に関し、「必要に迫られた措置だ。こうする以外になかった」と正当化した。モスクワでの財界関係者との会合で語った。侵攻開始後にプーチン氏が公の場で発言したのは初めて。  プーチン氏は「別の方法で対応するのが不可能なほど安全保障上のリスクが生まれていた。全ての試みが無に帰した」と主張。「国家が存続できるか分からないほどのリスクが生じる恐れがあったからだ」と強弁した。  また、対ロ制裁に対して「備えてきた」と説明。「ロシアは世界経済の一部で在り続けている」と述べ、財界関係者らに軍事行動への理解を求めた。プーチン氏は24日、イランのライシ大統領やインドのモディ首相と相次いで電話会談し、情勢を説明した。  一般的に、このような嘘に近い自己正当化をする人は、そのことで信頼を完全に失う。 ニュースなどを見ていると、ほとんどの国はプーチンの論理を支持してはいない。 支持するとしたなら、プーチンの論理を信じたいロシアの人達や、 同じような体質の中国や北朝鮮や、共産主義的国家やそれに依存しきっている国だろう。 しかし、ロシアにも様々な人がいるし、古代や中世時代とは違い、現代は情報網も発達している。 「ウクライナ人に謝りたい」 ロシア各地で反戦デモ 1700人超拘束 ロシアによるウクライナ侵攻への抗議活動が24日、首都モスクワなどロシア各地で行われた。露人権監視団体によると、24日夜(日本時間25日未明)時点で、モスクワで少なくとも956人が治安当局に拘束されたほか、全国44都市で1745人以上の拘束が確認された。 抗議活動に参加した20代の女性会社員は「ウクライナ人の前に立つのが恥ずかしい。謝りたい」と話し、「経済制裁、国際的孤立…。ロシアはこれで終わりだと思う」と話した。 30代の男性会社員は「なぜクレムリン(露大統領府)の誰もプーチン(大統領)を止めないのか。ウクライナとの戦争はロシアの民意ではない」と憤った。 露SNS(会員制交流サイト)上でも議論が起きた。「やった! 早く(ウクライナ政府の)迫害から人々を救い出すべきだ」など侵攻を称賛する声は少数で、「プーチンは戦争犯罪者として処罰されるべきだ」「独裁者はいつも『生存圏』や『自国民保護』という美名の下で戦争を始める。どんな言葉も戦争を正当化できない」「国家的恥辱だ!」など否定的なコメントが多数見られた。(モスクワ 小野田雄一) きっと、このように考える人は多いのではないだろうか。 国民に見限られる大将の末路を想像するのは私だけだろうか。

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