中学時代の同級生のKさんが、私の亡母の着物をリメイクしたベストを作ってくれたというので、
それを受け取ることと合わせて、同じクラスメイトのOさんと会うことになった。
二人とも中学時代は目立つ方ではなく、私も同級生とワイワイ遊んだりする方ではなかったので、
私の彼女たちの当時の思い出は本当に限られている。
しかし、いつも会う時には中学時代の思い出話になるのだが、
二人の記憶が豊富なのに本当に驚いてしまう。
今回も、今まで聞いていなかったことを知ることができた。
私は自分では自覚がなかったけれど、小学校時代から何かの委員をやっていたこともあり、
彼女たちからみたらリーダー的な女生徒だったらしい。
しかし私はリーダーとは程遠くて、自分の役割を必死にこなしていただけだった。
そのことでゆとりがなかったせいなのか、周りの同級生のことにも強い関心はなくて、
どちらかという周囲にどう見られているかは気になっていた。
そんなこんなで、Kさんの言葉には思わず笑ってしまった。
「みらいちゃんって、高嶺の花のような感じだったけれど、今は普通のおばさんになったね」
私は何となくみんなから浮いているような感じがしていて、
親しい友達もいないと密かに悩んていたのだが、あれは何だったんだろう。
「普通のおばさんになった」とは、彼女なりの誉め言葉だと思うことにしよう。
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最終更新日
2025年01月17日 14時35分37秒
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