元上海駐在員の 変な日記 NEO

2014/12/07(日)23:42

☆東莞と友達と肉 Part1

中国変な日記(83)

「悪夢と魔物の王国」デスニーランドの死にかけたネズミの着ぐるみの中の人こと shanghai-kです! オッス!オラ悟空! ※嘘です。。。 ☆会話とはプロレスだ 前回(妄想)の続きだが、東莞である知人とお会いした。 ウォールマート前で6時に待ち合わせをし、 ウォールマート横のドナルド前で6時1分前に無事会うことができた。 僕「お久しぶりです。お元気ですか?」 知人「今から肉を買うから付き合ってくれ!」 なぬっ ヽ(`Д´)ノ < シェンマ? ロウ? 出会った時に化粧品を買うから付き合って!(支払って!)という人には会った事があるが、 出会った時の一言が「肉を買う」なんて人には未だかつて出会った事がない。 予想外の斜め上からの攻撃にしょっぱなからアドレナリンが放出し、何だかワクワクした。。。 もちろんお会いした知人は自分と同一種族のおっさんだが、 おっさん二人で冷凍食品コーナーで、火鍋に入れる具材を選んでいるのを客観視すると、 心なしか、女性と二人で夕食の食材を買うような雰囲気が漂い、何だか気持ちが悪い。。。 ※片手に魚丸という意味不明な食材2袋を持ち、ひき肉を選んでいる知人 肉1キロ注文したがやたら多めの肉を袋に入れられていた。実際に計量したら1.6キロあったが、 没問題と言い放ち、1.6キロのひき肉の袋を持った知人は、何だかカッコイイ。。。 1.6キロのひき肉と魚丸二袋を購入し、 「さて行くか!」と颯爽と行きつけのお店へと足を運ぶ知人の後を追いかける。 焼き鳥屋?みたいなお店に入り、 日本企業の社則 第28条飲み会規定通りの「とりあえずビール」とやらを注文し、 グラスをぶつけあい「乾杯」とやらの謎の宗教儀式を行い、 「最近どうですか?」 「まぁぼちぼちでんな~」とやらの杓子定規な会話から始まる。 ※メニューを見てる知人 顔はプライバシーの関係で適当に描いた。 そして、その知人は、 「国慶節中にサンクトペテルブルクに16日間出張に行っていて。。。」 なんて予想外の斜め上からの会話を始める。 なぬっ ヽ(`Д´)ノ < サンクス ペテン ブック? 聞き慣れぬ単語と会話に戸惑ったが、頭をフル回転させ、 かつてのロシアの首都でレニングラードとか言われていた歴史のある都市だったようなとか、 先日大連で訪れたロシア統治下時代のロシア街の町並みを思い浮かべ、 必死にサンクトペテルブルクとやらを想像しながら話を聞き、色々質問してみた。 一体この人は何を運びにロシアに行ったのだろうか?と何だか変な想像ばかりしていた。 「ロシアのうら若き女性はみな透き通るような肌の色白で綺麗だった」という内容だけが頭にこびりついた。 実は3ヶ月程前に一度お会いしたのだが、 3ヶ月間の間に彼は色々な経験をしているし、 自分も上海→大連→深セン→香港→東莞と中国各地を転々としていたり、 色々な話を聞き、自分の話を聞いてもらい、何だか楽しい。。。 その後、 駐在員あるある話とか、 お互い共通の知人の話とか、 上海で彼と共通の知人に会った話やら、 マカオのカジノの話とか、 上海のスロット屋の話とか、 スロットの1.5号機から5号機までの台、目押しやリーチ目の話とか、 のべつ幕なし話続け、驚きや笑いが絶えず、 いつのまにか8時半頃になっていた。 普段はベジタリアンでお酒を飲まないが、 鶏肉にシソが乗った串焼き、つくねを食べ、「とりあえずビール」を1杯飲み、 ほろ酔い気分になり、何だかほろ酔い気分で楽しい。。。 ちなみにとなりの席にいた死んだ魚のような目をしたおっさん二人組は、 ほとんど会話らしい会話もなく、くそつまらなそうなうつろな表情だったのが、何だか気になった。。。 そして、何より嬉しかったのが、 知人は行きつけの料理屋の店員さんの女の子に、 「彼はうん十年前に学生の時に一緒にアルバイトをしていた友達だ!」 なんて事を笑顔で話していた。 その店員さんは、 「こないだここの席に座っていた人でしょ!」 なんて3ヶ月前の事を覚えていたので、何だかびっくりした。。。 はて、友達? そう。僕には野良猫とか野良犬ぐらいしか友達なんていないと思っていたのだが、 僕のことを「友達」って言ってくれた。何だか嬉しい。。。 そして、他のおっさんとの会合であれば、2時間しぶしぶ付き合い、 速攻で帰宅するのだが、まだまだ物足りない。 僕「歌唄いたいっす!どこかいいお店ないっすか?」 友達「よし。予算は二人でいくらいくら。行きつけの店に行こう!」 友達「ここは俺が持つ。次はいくらいくら出してくれ!」 と焼き鳥屋の勘定を済ませ、店を後にする。 食事代は全て支払ってくれた。 何だか申し訳なく思ったが、財布を持ちあがる仕草だけしてみた。。。 そして、近所のDVD屋を教えてもらい、 『LUCYルーシー』 リュック・ベッソン監督 スカーレット・ ヨハンソン主演のDVDを買った。 ※映画館で見たかったが、既に終わっていてネット上で既に2回見たが、また見たいので買ってしまった。 僕にとってこの映画は非常に奥が深く、このテーマについて朝まで語りたい。。。 そして、日本の食材を売っているお店を教えてもらい、 柿の種という、本当は柿の種ではなく、ピーナツと醤油ベースのスナック菓子やら、 カップヌードルカレー味や、一平ちゃん夜店の焼きそば(20元) とか大好物の日本製品を購入したら、なんと90元もする。 店員は更に「19元のサッポロ一番も買え」 みたいな事を言う。ちょうどきりがいいので、 「100元だったら買う」 といい、無理やり9元負けさせて100元で買い、得した気分になっていたが、 よくよく考えてみたら、円安の昨今こんな4品で2000円はすげー高い。何だか損した気分だ。。。 そして、何故かコーヒーが飲みたくなり、20元の美式コーヒーを買い、 友達行きつけのお店へと足を運ぶ。 その途中歩きながら、 僕「20元って高いっすよね!」 僕「20元あれば、肉まん20個も買えてそっちのが腹が膨れる」 僕「それと女性の包装された肉まんを食べもせず、眺めるだけで200元のチップは、 高すぎる!中国どうなってるんすか!」 というようなshanghai-k換算レート 1元=1肉まん の話をすると、 友達「そうだよな。小籠包みたいな小さい肉まんや中身が増量された偽装肉まんしかないくせに!」 とか言ってshanghai-kの世界を理解し、便乗して会話を盛ってきた。 僕「どうせ製造日不明な、腐りかけの肉まんしかないくせに!」 友達 「。。。」(失笑) とか、田嶋陽子先生に訴えられるような、 このブログの女性読者(僕の想像では20万人ぐらい)を全て失いかねない 下劣な女性蔑視の会話をしながら、 とぼとぼと友達行きつけのお店へと足を運ぶ。 ※移動中、頭だけのマリオや脚立に乗って立っている変なサルの着ぐるみが気になった。。。 わずかな不安、心地よい緊張感、胸の高まりを感じ、 徐々に心と股間のボルテージが上昇してきて、何だか幸せ。。。 「時は来た!」 by 橋本真也 東莞というアウェーの地、 言い換えれば、 アウェーのリング、 アウェーのピッチという 未知なる領域に足を踏み入れる時が来た!!! ---- 安息日である日曜日の昼間に1時間以上もかけて、 こんな変なブログを書いている。 今回の出来事の本質を書き、 写真もアップとリンクを貼り、 誤字脱毛を修正しようと思ったが、 飽きてきて、面倒くさくなってきた。 人生1度きり。 こんな不毛な事をしている場合ではない。 外に出かけよう。 続きは気が向いたら書こうと思う。。。 ではまた!( ̄▽+ ̄*) ニヤリ!

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