金魚の散歩♪

保育園が終わると　チョコちゃんをよく家に誘ってくれる男友達Ｙ２君が　いる。
その子とは、年少の時から３年間同じクラスだ。

年少の時には、そんなに接点がなかったが　
チョコちゃんは、年少時代　年長の姉さん達にとてもかわいがられていて
今ぐらいの時期（１０月頃）から　年長さんの家周りをしていた。
その時に　Ｙ２君の所に遊びに行ったのではなくて　
Ｙ２君のお姉さんＹ１ちゃんの所に数回遊びに行った事がある。

Ｙ２君は、年中になってからよく家に誘ってくれるようになった。
チョコちゃんは、いつも喜んで行くが　たまに冷たい態度の時がある。
「今日来る？」と言われても「行かない。」と言って　そのまま歩いていくの。
そんな言い方…と思って　チョコちゃんに注意すると
「だって　毎日は、いやなの！」と言う。
このＹ２君は、誘うとなるとやたら誘い続けてくる。
ダメと言うと「じゃあ、明日わ？ねー、明日。明日ならいいでしょー！」と言う。
実際、３日連続、４日連続で遊びに行っている事が　今まで　数回ある。
Ｙ２君のお母さんは、いつも気さくに　「いいよ、いいよ。」と言ってくれてるけど。

チョコちゃんは、Ｙ２君の家に　遊びに行くと　だいたいＹ１ちゃんと遊んでいる。
Ｙお母さんに言わせると　Ｙ２君は、遊びに入れてもらえず　よく泣いているらしい。
…
それでも、いつも誘ってくれるだけ　すごいと思う。


このＹ姉弟は、けっこうすごい。
二人共　今時の子らしくなくおてんばだ。
前家に上がらせてもらった時は、姉弟して　椅子の上に上がる、タンスによじ登る
壁も（両手がととく所で）上っていく…　まるで忍者の様だ。

公園にいっても　滑り台は、横から降りるし　
ブランコは、グルグル回しながらこいだり（自分でこげないから押すんだけど）
靴脱いでこいで　動いたまま上から取ったり。
そして一番大好きなのが木登り。
お陰で　チョコちゃんも　一緒に木登りする。
Ｙ１ちゃんは、何処でも登っていく。
Ｙ２君も　だいたい何処でも登れる。
チョコちゃんは、登りやすい枝が下の方からないと　登れないので　私がよく補助をする。
でも、普通に遊んでいたら　他の子は、木登りなんてしないので　チョコちゃんには　いい経験だと思う。
どんどんやらせたい。
私も　木登りは、よくやった。（小学生の時だけど）


この公園でも　Ｙ１ちゃんが「チョコちゃん、あれやろ。」と言って　やる事を決める。
この姉弟の困った所は、自分のやりたい事を　したい気持ちが強くて　その通りにしないと
意地悪をいいだす。
「来ないと、地獄に落ちるよー。」とか「しないと　××って呼ぶよ。」
Ｙ１ちゃんのいう事を聞かないとＹ１ちゃんが言うし　
Ｙ１ちゃんのいう事を聞いていても　Ｙ２君が違う事を言っていて　しないと彼が言う。
これがなんとかならないかな～と思うんだけど。


今日も　迎えに行くと（今日は、珍しくＹ１ちゃんがいなかった。）
Ｙ２君とチョコちゃんが　「今から、公園に行く。」と言う。
よくあるパターンで　そうなると　短い時間だけど　いつも私が３人を公園に連れて行く。
二人共、行く気満々で行ってもよかったのだけど　
「ダメダメ。」とか言いながら　Ｙ母と話をしていたら　
チョコちゃんは、待ちくたびれて　行く気が無くなったしまった。
「行かないなら、もう帰る。」とチョコちゃんは言って　自転車に乗った。

すると　Ｙ２君が「公園行くのー、チョコちゃん、公園行くのー！」と言い
「公園行かないと　もうチョコちゃんの事を　『うんこ』って言うよ。」
「『うんこ』って言ってもいいのー！」「うんこ、うんこおおー！」
と言って　叫びまくっていた。（もちろん、Ｙ母は、横で怒っていた。）
「Ｙ２君、ありがとうね。また今度、公園行こうねー。」と言って　そのまま出発したら
チョコちゃんは、泣きだしていた。
「Ｙ２君のバカアアアー！」と　最後に叫んでいた。
Ｙ２君は、後ろでまだ「行く行くー！」と叫んで　母を困らせている様だった。
Ｙ１ちゃん、Ｙ２君に　あのように言われた事は、よくあるが　いつも困っているだけで
泣いた事は、なかったんだけど。
Ｙ２君が　立て続けに　いろいろ言ったから　とても嫌だったのでしょう。
「Ｙ２君は、チョコちゃんともっと遊びたくて　あんな事言っちゃったんだよ。悪気じゃないからね。」
と　チョコちゃんを　慰めて帰りました。

本当に　あれには、困るなあ～。