金魚の散歩♪

チョコちゃんは、準備が遅い。
動きが　のんびりしか出来ないのでは、なくて　すぐに　よそ事をしてしまうからだ。
保育園でも　いつもそうだった。
次の事やるまでに　時間が掛かる。
というか　いつも　次にやる事が分かっていない。


数日前も　あまりの事に　雷を落とした。
パン食べ終わった後、なかなか席を　立たないのだ。
「早く、次の行動を…！早く、次の行動を…！」心の中で思っていたけど　その時は、ギリギリまで　黙っている事にした。
席を立ち上がったが　立って　なにやら話していて　まだいかない。
まだ、話している。
まだ、しゃべっている。
むむむ…　　　　　
ガラッ☆　ほっ。やっと出て行った。

そう思っていたら　少しして戻ってきた　チョコちゃんは、次にすべき事、歯磨きしていない様子。
「？…あれ？チョコちゃん、歯磨きしたの？」と私が訊くと
「まだしてない。」と言ったので　ドッガアアアアーーン！！！　怒り爆発！
「あんた、何やっているの！さっきから　遅いって言っているでしょ！何やっていたの？え？今まで　何していたの？」
私が　怒ったので　直ぐに泣きべそかきながら「おばあちゃんと話ししていた。」と言った。
「何やっているの！直ぐに　次の事しないといけないでしょ！！！早く、歯磨きしなさい！！」

この後、チョコちゃんは、急いで歯磨きして
直ぐに　２階に上がり　私が　片付けしてレートくを連れて　２階に行くと
着替えを終えて　リュックも持って　行くばっかりになっていた。
いつも出かける時間より早い。
怒られたので　これ以上怒られないように　急いで用意したようだ。　
私がさっき　怒ったのを知っている旦那さんが　それを見て「何？今日は、早く行く予定があったの？」と言った。
チョコちゃんって　パッパと用意すると　こんなに早いのね。
いつもなら　２階に上がっていってから　また　時間掛けているのに。


今日は、いつも通り　２階に行ってからも　時間を掛けていた。
最近寒いので　布団に入って着替えたがる。
「ほら、ほら、遅いよ。遅いよ。」いつもながら　急き立てる。

Ｔネエの呼ぶ声が！「チョーコォーちゃん！」
「ほらほら、来たよ。早くしなさい！」
「あっ！まだ　靴下履いていなかった。」なにかと時間掛かる！
「バッチつけた？」「ぼうしは？」毎日の事なのに　この２つが出来ない。
「ハンカチ鼻紙持った？」いや、そんな高度な事は、出来ないので　いつも　私が　用意している。
本当は、いつまでも　よくないかな～っと思うけど　
リュック背負って　バッチつけて　帽子被る事だけが　出来ないのに
この上、毎日「ハンカチは？」と言うのが　面倒だ。
取り敢えず、今は、帽子、バッチの定着。

Ｔネエが来てから　少し経つ。
時間を見ると　結構遅い！
「ほらほら、早く早く！！！」
みんなで　階段を下りて行く。
私は、下に下りると　そのまま靴を履いて　外に出た。
チョコちゃんの分団は、時間に来ないと　そのまま行ってしまう。
一応、まだ行ってないようだ。
Ｔネエが「私、高い竹馬に乗れるようになったんだ。」と言うので　少しその話しをしていた。
んん…？
チョコちゃん、まだ来ない。
何をしているんだ？っと思った所へ　おばあちゃんの呼ぶ声が。
「これ出来ないんだけど。出来ないから　やってあげて。」と言っている。
見ると　チョコちゃんが　バッチ付けれなくて困っているようだ。
今まで　ず～っと　そこで　バッチ付けしていたの？
プチン☆
「さっきから、遅いって言っているでしょおおお！何しているの！」
おまけに　チョコちゃんは、手袋をはめたまま付けようとしていた。
元々、付けるのまだ上手くないのに「そんな、手袋したまま出来る訳ないでしょ！」
「Ｔネエも　さっきから　待っているんだし、（分団が）行っちゃうからもうそのまま来なさい！兎に角、靴履いて出てきなさい！」
私が　怒るので　チョコちゃんは、泣きべそかいて　出てきた。

チョコちゃんは、下に下りてきてから　靴履くまでに　いつも時間が掛かる。
レート君と何かしていたり、見送るのおばあちゃんと話ししていたり。
どうして、そのまま靴が履けないかな？


見ると　チョコちゃん達の分団が　道路を横切って行った。
Ｔネエが「行っちゃった。チョコちゃん、走るよ。」と言った。
「ほら、走っていきなさい。」
チョコちゃんは、泣きながら　走っていった。

本当に　もう少し、順序良く　準備していって欲しいけど。