カテゴリ:チョコちゃん
家庭訪問は、希望制。来て欲しい人だけが 先生に来てもらう。
家庭訪問とは、何の為にするのか? 去年と担任が同じなので なんとなくそう思った。 それでも 少し話できるのでと思って 私は、来てもらうに希望した。 後で 先生が「去年受け持った人は、別にいいですよ。」と言っていたらしいけど。 でも、最近のチョコちゃんの学校での様子も 聞かないとね。 先生は、3時から3時半に来る事になっていた。 ピンポーン♪ 玄関のチャイムが鳴ったのは、2時半。めちゃ早いんですけどー! 先生は、会うなり、私に 嘆いてきた。 あらら…。 チョコちゃんが 先日、学校で お漏らしをした事だ。 2年生になって 2回目。 それも 2回とも「授業中で 本人なりに 我慢して ついついしてしまった」というのでは、なくて 1度目は、放課の最中にしてしまったらしい。 遊んでいて 行きそびれたようだ。 それじゃあ、まるで 保育園児だよね。 2回目は、授業が始まって直ぐだったらしい。放課に行きそびれて そうなったらしい。 また、先生に言わせると「なんか 全然気にしてなくて ケロッとしているんですよね。」 先生は、その事を気にして入るようだ。 2年生にもなって お漏らしして それを 気にもしていない感じで。 でも、私が その時に いろいろ聞くと(「周りに友達は、いなかったの?」「気にらないの?」など) 「もう、言わないでええ~!」と言っていたので 気にしていないようにしていても 気にしているのだと思う。 「チョコちゃん!まだ 先生だからいいけど。(1年生の時から 知っているから。) 他の先生だったら ビックリしちゃうよ。2年生にもなってって言って。」と チョコちゃんは、先生に言われていた。 そして、忘れ物の事。 チョコちゃんは、2年生になってから 忘れ物が 快調だった。 快調、快調。 やたら、連絡帳に 注意書きがしてある。 1年の時より、多いような。 宿題も やってあっても 出し忘れたりしている。 緊張感が なくなっちゃったからかな? 今日提出の書類も 出さずに 持って帰ってきた事を 先生に話すと 先生は、驚いて「んまあ!そうだったの?んもお!チョコちゃん、ちゃんと出さないとダメじゃないの!」と言った。 そこで 私は、提出物は、どうやって出すかを訊いた。 朝、提出物を出す箱が並べてあるので 宿題も提出物も そこに 入れるらしい。 「チョコちゃん、朝 教室に入ったら まず、出さないと。 毎日 出すもがあるのだから まず、それをする。それをしてから 次の事しないと。」 昔、会社で すごく要領の悪い子がいて「朝は、机についたら まず、男の人達のお弁当の注文の確認をして。」と言っているのに なかなか覚えない子がいた。 「まず、それをする。会社に来て それをやってから 他の仕事をする。一番の仕事は、それ!」と言っているのに なかなか たったそれだけの事を覚えなかった その子の事を 思いだす。 あわわ… チョコちゃん、将来 そんな子にならないよね。 私が 注意すると チョコちゃんは、「てへへ…。」と笑っている。 「もう、『てへへ』じゃないよ!」と先生も「もう、2年生なんだから しっかりしないと!」と言って 2人で 言い出すと チョコちゃんも さすがに 笑ってごまかせず、逃げ場が無くなってきたらしく 涙目になった。 泣かなくてもいいけど ちゃんと 自分の駄目なところを 受け止めて 注意していかないと! 笑って ごまかしているだけじゃあ、直らないよ。 チョコちゃんが べそかきだしたので 先生も慌てて「ほらほら、泣かなくていいから。頑張らないと!」と励ましだした。 「チョコちゃん、今度、遠足で リーダーなんでしょ。みんなに選ばれたんでしょ。」 「ううん。違う。」 「あれ?違うの。」そう、違う。私は、どうやって決まったか知っている。 「リーダーやりたい人が 3人いたから じゃんけんして チョコが勝ったの。」 「そう。でも、リーダーなんだから 頑張らないといけないんだよ。しっかりして!ね。頼むよ。」と先生が言うと チョコちゃんは、ニコニコニコっと笑いだしたので それを見て 先生は、「かわいいねえ~。チョコちゃん 本当に かわいいから。」と言ってくれた。 そう言われたら ますますニコニコだよね。 先生が 感心して「かわいいわあ~。」と言っているのを見て 先生って 本当に子供が好きなんだなあ~っと思った。 先生は、「言いたい事言えたから よかったわ。じゃあ、これで 失礼しますね。」と言って 帰って行った。 先生、そんなに不安で 私に チョコちゃんの事、訴えたかったのか…。 本当に もうちょっと、頑張っていかないとね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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