金魚の散歩♪

今日は、ここ数年　この時期に行っているお寺でやっている人形劇を　観に行った。

線路を渡って　直ぐの場所…　
…？あれ？
どこだっけ？
場所を　ハッキリ知っている記憶は、なかったけど　でも、去年は、キチンと行けたので。
要するに　感で行っていたので　はずすとまったく分からなくなってしまった。
ない、ない…何処？
でも　お寺だから　直ぐに分かるはず。
途中、通る人に　聞くが　よく分からない。
結局は、私は、お寺とその横にある神社を間違えて　見過ごしていた。
私が「この近くに　お寺ありますか？」と訊いているのに　行って見ると神社なので　おかしいと思っていたけど。
驚いたのは、聞いた人　すべて　お寺は、知っていたけど　人形劇の事は、知らなかった。
この土地の　お爺さんが　家の人に　聞いていたが　誰も人形劇の事を　知らない。
なんか　内密でやっているのかな？あまり人がきても　大変だし。

グルグル回っていたら　「もう、始まったよ」とのメールが入ったので　またまた焦る。
すると　男の子が２人　歩いていたので　停まって声掛けた。
お寺捜している事を言って「あれ？もしかして？君達も　お寺に行くの？」と訊くと「そうだ。」と言う。
「人形劇　観に行くの？」と訊くと「そうだ。」と言うので
チョコちゃんと　「やった～♪これで　もう　大丈夫だ～。」と喜んだ。
「じゃあ、乗せていってあげようか？っというか　場所案内して欲しいから　乗っていかない？」と言うと
「すぐ　そこだから。」と言う。
指差した方向は、さっき　お寺の場所を聞いて　行ってみたが　やっていなかったお寺。
…
「いや、あそこでは、やっていないよ。」と言うと　男の子は、「えっ！」と驚いていた。
「僕　見てくる。」と言って　小さい方の子が　走っていって　向こうで　手でバツを作っていた。
「今年は、××寺の方なのかな？」などと言う。
いや、２年来ているけど　毎回　同じ場所だけど…。
子供達は、「じゃあ、あっち見てこよう。」と言って　走っていった。
それは、もう　見てきた方向。神社がある場所。
車のナビに　お寺が　乗っていたので　本当は、そちらに向かっている途中だった私は、兎に角、そちらに向かう事にしたが
それは、ナビが　古いので　今は、もうないお寺だった。
結局、もう　１人女の人に聞くと　この人が　１番丁寧に教えてくれた為に　神社の少し行った所に　お寺があると判明。
そこに　違いないと　慌てて走っていった。
すると　やっと目的地に着けた。
やったあああ～♪


着くと　駐車する前に　チョコちゃんを降ろして走っていかせた。
私も　中に入っていくと　劇の前の手品がやっていて　劇は、まだ始まっていなかった。
よかった♪


【となりのたぬき】
友達と遊びたがっている一人ぼっちのウサギがいた。
サッカーして遊んでいるたぬきのボールを　遠くに飛ばしてしまい　ケンカをして　たんこぶをたくさん作らされた。
うさぎは、怒って　「たぬきを　ボカボカにして　せんべいのようにぺちゃんこにして　遠くにとばしてやりたい！」と怒っていると
それを聞いた　お月様が　願いをかなえてあげると言った。
しかし、その代わりに　条件が　１つ。
１ヶ月の間　たぬきに親切にする事だった。
「１ヶ月、たぬきに　親切にしたら　たぬきを　ぼこぼこのぺちゃんこにして　遠くに飛ばしてくれるんですね。それなら　お安い御用だ。」と言って
その日から　うさぎは、たぬきの家に行って　たぬきの世話をする。

たぬきは、うさぎに　あれこれ命令して　お茶を用意させたり、洗濯させ足り、自分の肩をもませたりして　毎日過ごした。
うさぎは、へとへとになっていたけど　「１ヶ月我慢すれば、たぬきは、ボコボコ」と思い　我慢して働いていた。
たぬきの方は、うさぎが　毎日、せっせと世話をしてくれるので「うさぎって　いいやつ～♪」と思い出していた。

たぬきは、うさぎが来るのを　待ちわびるようになり　団子買って待っていり　お土産買ってきたり
自分の着れなくなった服を「自分とおそろい」と言ってくれたりした。
そして　たぬきが　きつねやねずみと遊んでいる時、きつね達が　うさぎの悪口を言うが　
たぬきは、「うさぎって　いいやつだよ。」と言い「明日は、うさぎを誘って　みんなで　あそぼう。」と提案する。
その様子を　見ていたうさぎは、お月様との約束を　後悔しだした。
「ぼくは、なんて事を　お願いしてしまったんだろう…」
約束の１ヶ月になり　お月様が　「約束通り、たぬきを　ボコボコのペチャンコにして　遠くに投げ飛ばして欲しいかあ？」と訊くと
うさぎは、慌てて　否定。

歩いてきたたぬきの無事を知って　抱きついて喜んで　終わった。



お月様が　条件を出したところで　チョコちゃんは、「お月様は、仲直りさせようとしているんだね。」と言った。
やはり、分かるか。

この劇は、３回目だけど　今まで観た中で　一番、内容の軽いものだった。
今までは、さすがお寺と言わんばかりに　仏様が出てきたり　悟りについて語っている話だったのに。
最後に　劇をした和尚さんが　手に「となりのたぬき」という児童本を持っていて　その内容をやった事を話してくれた。
絵本から　内容を　貰う事にしたのかあ？
私は、今までの　重々しい感じが　普通のと一味違って　好きだったけど。

それにしても　あの人形は、手作りなのだろうか？毎回、疑問に思っている。
すごくよく出来ているんだけど。