金魚の散歩♪

今日は、チョコちゃんの個人懇談の日。
私は、２番目なので　チョコちゃんには、学校に残っていてもらう事にした。
なんと　私の前の１番目は、Ｙ介君のお母さんだった。
Ｙ介君は、この間、給食が時間内に食べれず、５時間目の授業の時に　チョコちゃんと同じく食べていた。
Ｙ介君のお母さんは、この事について「言わせてもらう！」と意気込んでいた。


私の時間５分前に　学校に着いた。
教室前に行くと　教室では、先生とＹ介君母が　話してた。
Ｙ介君母は、声が大きく　廊下にいると　話が　丸聞こえだった。いやはや。
すると　隣の教室（学習室）から　チョコちゃんが　出てきた。
「あら！そこに居たんだ～。」
そこには、Ｙ介君もいて　母親が終わるのを待っていた。
チョコちゃん達は、宿題をしてたらしい。
でも、Ｙ介君は、スキルを忘れたので　それは、出来ないらしく
「俺、暇あ～。」とぼやいていた。
Ｙ介君母は、がんばって話しているもんね。もうちょっと　かかるかな。


廊下に　みんなの図工の作品が　置いてあった。
チョコちゃんは、「チョコのは、ここだよ。」と言って　教えてくれる。
「あら、かわいいうさちゃんだね。」
　　 　　■チョコちゃんの作品

…　？
「この　お尻の所にある長い棒は、何？」と訊くと　刀らしい。
「ああ、そういえば『うさぎ侍』作ったって　前に言っていたっけ。」
これは、自分で　設計図を作り、木を切って作った作品。
右の耳は、うまく切れなかったらしく　何度も切りなおした跡が。がんばったね。
あら！釘まで打ってある！
「釘も打ったんだ。すごいねえ。チョコちゃん、小さい物が　上手に打ちつけてあるね。」
のこぎり使うのも　感心したけど　もう、釘打ちもしていたのかあ～。
３年生って　すごいねえ。

　　
■　友達の作品

チョコちゃん達の待っていた学習室に　まだ、材料が置かれている机が　数個あった。
「これは、まだ　途中なの？」と訊くと　そうらしい。
木を切ったりする図工は、この学習室で　しているんだあ。
途中の人は、机の上に　置いたまま？
他のクラスの人が　使うんじゃないの？
？？？
その事を　チョコちゃんに聞いたんだけど　よく分からなかった。
…　チョコちゃん、本当に　よく分かっていない事ばかりだよね。


先生との話に　もらっている時間は、１０分。
Ｙ介君ママは、その時間を　１０分延長…　倍の時間話していた。
しかし、これが　私もそうだった。
私も　結局、２０分話してただろう。
でも、後から思うと「あれも聞きたかった」とか「あれ聞いとけば、よかった」などという事が　いろいろあった。
本当は、３０分は、要ったな。


チョコちゃんが　「みんな１０分でしょ。でも　Ｔ君は、４０分あって…　」と説明しだすチョコちゃん。
「…　何言っているか　分からないんですけど。」
チョコちゃんが「ええーっ！」と言ったので
「チョコちゃん。じゃあ、行き成り　ママが『１０分あるけど』って言って　何の事か分かる？
分からないでしょ。順序だてて言わないと。」
チョコちゃんは、説明が　下手。もうちょっと　他の人が分かるように　考えて話して欲しい。

チョコちゃんの話は、この個人懇談で　１人持ち時間１０分もらっているのだけど
問題児Ｔ君は、４０分とってあるとの事だった。
それは、たまたま　後ろの時間帯の人が　いなかっただけでは？
でも、もし「Ｔ君には、４０分とってある」と言っても　納得だけど。
毎日、毎日、宿題をして来ないＴ君。放課に　してこなかった宿題をしないといけないのに　逃げ出してしまって　しないＴ君。
あそこは、Ｔ君自身も　問題だけど　Ｔ君の親も　かなり問題だから。

チョコちゃんの後ろも　１人分空いていたんだよね。
「ママの後ろも　１人分空いていたよ。あれは、チョコちゃんに　２０分とってあったんじゃないの？」と冗談で言うと
「ああ、そうなの。じゃあ、そうかな。」と言う。
またまた、あっさり、認めたのかね？
なんだか…。