金魚の散歩♪

レート君を抱っこすると　もう、背中びしょびしょ。
彼は、汗かきだから。
もう直ぐ　お風呂だけど　ちょっとびちょびちょだから　着替えさせる事にした。
まあ、ちょっとの時間だから…　　この方が　涼しいし…
そう思って　腕きりのシャツを出してあげた。

びしょびしょのシャツを　バッと脱がして　その代わりに　腕きりシャツを　バッと着せる。
レート君が　そのシャツの事に気づき　怒り出した。
「これ、ヤダあああー！もう、着せないでって言ったのに　どうして着せるの？止めてよ！」
そのシャツを脱ごうとする。

そう。
以前に　そのシャツを着せた時も　すごく「嫌だ嫌だ！」と言って　嫌がったんだよね。
その時も　せっかく着せたのに「脱ぐ！」と言うので
「ああーっ！なにい、脱いじゃうの？もう、怒れてきたわあ！」と私が言うと
「分かった、分かった。脱がないから。脱がないから。」と言い
「でも、もう止めてね。」と付け足した。
どうして　そんなに嫌かなあ？
腕きりの方が　涼しいのに。
前々から　腕きりシャツは、嫌だって言っているんだよね。
でも、腕きりシャツが　２，３枚買ってあるのに　これは、着ないで終わっちゃうの？


もう　一旦着てしまったし、直ぐに　お風呂なので「いいじゃんかあ。また　ママ　怒っちゃうよ。」と言って　無理やり　納得させた。

レート君に　膝突き合わして質問。
「レート君。どうして　腕きりシャツだと嫌なの？」
すると　レート君は、ハッキリ答えてくれた。
「だって　あんなの裸みたいだもん。」
えええええーーっ！そうなんだ！
でも、すごい納得。

以前　夏の初めに　保育園の子達と公園で遊んでいる時、走り回って暑くなったので
多くの子が　上のシャツを脱いだ。
下シャツだけになって　走り回っていた。
それを見たレート君は、「ぼくは、あんな恰好しない。」と言っていた。
…
レート君って　シャツの恰好になるのが　嫌なんだ。
なにか　彼の美学に反するのね。
「腕きりシャツは、普通のシャツと一緒だよ。おかしくないよ。保育園でも　こういうシャツ着て来る子いるでしょう？」と言うが
レート君は、そんな恰好したくないらしい。
あらら…

これは、旦那さんに似ている。
彼は、出かける時、Ｔシャツ姿で　出歩かない。
必ずＴシャツの上に　半袖のシャツを着る。
「暑いから　Ｔシャツだけの方が　いいんじゃないの？」と思ったりする時も
必ず、半袖シャツを着る。
何より　この事を　旦那さんに言うと
「あっ！なんか分かるわ。俺も　肩出すの嫌いだった。」と言う。
間違いない。ＤＮＡ！
へ～。不思議。