金魚の散歩♪

今日は、チョコちゃんと２人で　プールに行く事になっていた。
チョコちゃんは、とても楽しみらしく　先週から「いつ行くの？」と訊き
２日前には、「後２日だね。」と言い、昨日は、「明日だね♪明日だね♪」と喜んでいた。
そんなに　楽しみなのね。


プールに行き　まず、体操。
そして　流れるプールに入る。ぷかぷか浮かんで流される。
私が　潜って　捕まえると　キャーキャー言って逃げていたチョコちゃんは
「鬼ごっこは、無しね。」と言った。
あれ？楽しいのでは？

直ぐに　１時間に１回の休憩が入った。
その間に　波のプールへ移動。
２人で　潜りっこ。
チョコちゃんは、「深い所から　浅い所まで　出来るだけ泳いでくるのが　楽しいの。」と言って
歩いて深い所まで行き　浅い方に向かって　泳いでくる。
泳いでくるって…　両手が　体の横に付いていて　波がある所為か　体が　上下にクネクネして見えて　何かの生物を連想させる泳ぎだった。
まあ、いいけど。


チョコちゃんに「２５ｍプールへ　行ってみようか。」と提案。「チョコちゃんの泳ぎ　見たいから。」
何より　今日は、ちょっと目玉もあった。
なんと　チョコちゃんは、水中で　前周りが　出来るらしい。
それを聞いた時「へえ～。すごいなあ。そんな事できる歳なんだ～。」と感心した。
鼻に　水が入りそうだけど　もちろん、鼻摘まんでやるそう。

２５ｍプールに行く。学校のプールより　深いらしい。
少しウロウロした後、いよいよ　水中回転をやる事になった。
チョコちゃんは、やる前に　何度もピョンピョン、ジャンプする。
何度も　ジャンプして　「おっとっと…！」ちょっと失敗。
気を取り直して　また、ピョンピョンジャンプして　グルウウーン）））
おおーっ！やりましたあ！
ちょっと　真っ直ぐ回らなかったけど　確かに　頭下にして　足バタバタして回転した。
「ちょっと　まがっちゃったな。」とチョコちゃんが　言う。「へえ。自分で　ちゃんと分かるんだ。」
学校のプールより　深いので　やり辛いらしい。
？ある程度　深い方が　やり易いのでは？


私は、チョコちゃんに　プールの底に　座っていられるか訊いた。
浮いてきてしまうらしい。
私は、小学校の時、ず～っと下にいられた。上に　浮き上がらなかった。
そう思うと　今のチョコちゃんより　脂肪分が　無い体していたんだよね。
それは、ただ、痩せていたとかじゃなくて　体の作りが違うのだろう。

それでも　やらせてみると　また、やる前に　ピョンピョン跳ぶ。
ピョンピョン跳んで　跳んでいる内に　水被ったりして　ゲボゲボしている。
「チョコちゃん。跳ぶ必要無いよ。止めなよ。」
でも、止めないんだよね。やっても　意味ないのに！
意味無いどころか　それで　アップアップしてしまうのに。
結局　トライしたけど　チョコちゃんは、みごとに沈まなかったね。


チョコちゃんに　ちょっと　泳いでもらった。
ここは、２５ｍプールと言っても　フリーの場所だから　人が　ごちゃごちゃしていて　真っ直ぐ泳ぐの大変だけど。

私は、離れた場所に立って待っている。
チョコちゃんが　泳いでくる。バシャ、バシャ、バシャ、バシャ…
なんか　思ったより　スピードが速くてビックリ！
そして　うわさに聞く　顔を前に上げる息継ぎが見れた。
ぷっぷー！本当に　顔前に上げるんだ。

思ったより　すんなり泳いだ様に思ったし　
チョコちゃん自身も「今日は、長く泳げた。ママが立っていてくれたからかな？もう１度やるわ。」と言った。
これだったら　１５ｍ泳げてるんじゃないの？と思ったけど
よく考えたら　１５ｍって　２５ｍの半分以上泳がないといけないんだよね。
チョコちゃんの泳いだ距離は、２５ｍの半分もいっていない。そうね…　やっぱり、１０ｍくらいなんだ。

チョコちゃんは、ダーっと泳いで　顔前あげの息継ぎを１回すると　２回目するのは、早い。
そして　３回目をしずに　立つ事になる。
…
まともに泳がせるには、息継ぎを　キチンと出来るようにしないと。
今日は、もう　時間無いので　息継ぎを次回の課題にしたい。


この後、休憩になり
休憩終わってから　また　流れるプールで　流れて遊び、スライダーして　暖か温泉につかって帰った。
プール出てからは、お決まりのアイス食べた。

もう、遅いので　そのままレート君を迎えに行く。
２人でプール行った事は、内緒なので　プールの用意は、後ろに隠しておく。
もう　４時だったので　「これは、怒るぞー」と思いながら行くと
案の定、「おちょいぞおおーっ！」と言いながら　連続パンチしてきた。
「だって、おちょいんだもん！もっと、早くなのおおー！」
「何ちてたの？」と訊かれて　チョコちゃんと２人で　顔を見合わせる。
｢何ちてたのお？」「んんん…んんん…、いや、別に　家の片づけしていて遅くなりました。」
明日は、早く迎えに行ってあげよう。