メロディ・フェア
映画「メロディフェア」を観た。1971年の映画だからけっこうな古い映画だ。子供の時に観たこの映画はかなり甘酸っぱい印象に残っていて胸に疼くものがあった。特にラストのトロッコに乗って逃げ出すシーンは「これから二人はどうなってしまうのだろう?」と胸がざわついたのを覚えている。ところが、今回観てみるとそんなざわついた気持ちにはならなかった。特に男の子の主人公ダニエルは子供のあどけなさをあざとく使ってくりくりとした目で好き放題やっている。主人公は10歳くらいだから小学生?中学生?どちらにしろあれだけ天使っぽいのはお目にかかれない。生徒がタバコをすう、爆弾を作る、学級は崩壊していると今では作れない映画かもしれない。それも青春ラブストーリーなのに…