リフォーム
実家の母親が外壁と屋根の塗装をしたいと言う。家を建てて約30年。一度塗装をしているそうだがひび割れの部分を見つけいよいよ差し迫ったということらしい。というわけでネットで検索してしっかりしていそうな会社を三件ほどピックアップした。しっかりしていそうな、と書いたが実際のところ本当にしっかりしているかは作業が終わって何年かしないとわからない。家を建てる、維持していくというのは本当に難しい。とは言え疑ってばかりでは先に進めないのでそのうちの二件に見積もりのお願いをした。この二つの業者はフリーダイヤルを用意してあり行き当たりばったりの会社ではないのだ、と思った。見分け方がわからないので目に見えるところから始めねばならない。どちらの業者さんもしっかりした電話の受け答えで少し安心した。「お客さん商売なので電話の受け答えがちゃんとしているのは当たり前」というなかれ。建売で有名な(某Jリーグクラブのスポンサーにもなっている)会社のリフォーム部門の代表電話(こちらもフリーダイヤルだったが…)に電話すると何度かけても全く出ない。仕方ないので一番近くのお店に電話すると(これもフリーダイヤルだったけど)やっと出た。電話先の女性は普通に対応してくれたが「営業から電話させますがあさってくらいになってしまうかもしれません」他の二件は当日に電話をくれたのに次の日に電話はかかってきたが声のトーンが低い。しかも「見積もり作成のためにお家に拝見したいのですが伺えるのは最速でも二週間後になってしまいます」おいおい…実際他の業者さんを含めてリフォーム屋さんはかなり忙しいらしい。とは言え忙しいのはわかるが他の業者さんは二日以内来てくれたのに二週間は待たせすぎだ。混んでる=人気がある=しっかりした仕事をしてくれる、と考えられないこともないがうちの仕事にはあまり興味がなさそうと思い断りの電話を入れたのだがその時の方が声が明るかった。というわけで有名建売業者は対象から除外した。一件目の業者さんからは既に見積もりをもらった。想定範囲の金額だった。ただ二件目の業者さんから「実際のお家を拝見したのですが色々と気になることがあるので息子さんにも話をきいていただきたいのです」と言われた。母親はそれを聞いて「二件目のほうがしっかりしていそうだ」という感想を持ったようだが「問題がある箇所を修繕していったら予算の倍になる、と言われたらそれは払えない。とりあえず来週話をきくことになった。だが実際はこういうことは自分より嫁の方が数倍頼りになるので自分は横で「うんうん」とうなづいているだけのような気がする。さて、どうなるか。。