こぱむだ事件簿(3)

日時 :
5年くらい前

記者名:
こぱむだ

ニュースタイトル:
ヘアーカット流血事件


ニュース内容:
あれは今から5年くらい前のことだろうか・・

「そろそろ髪の毛切ろうかな~」

と思った私はおもむろに立ち上がった。

黒いゴミ袋を切り開いてマントの様に首にしばり、櫛・はさみを用意して

いざ洗面所の前に。

そう。自分で切っちゃえ~ということなのだ。

いざ、、、ちょきっ。

「あれ?思ったところにはさみがいってくれない・・。」

鏡に映る姿を見て切るのはかなり難しい・・でも今さら後には引けず

「何とかしなくては・・(T_T)」

焦る気持ちを抑えて脳細胞総動員で考えてみた。

(^^)ピーン!!!

「そうだ!はさみが大変ならカミソリで削ぐ様にすれば自然な感じに

仕上がるかも・・」と、なんとも安易な結論に達した。

ところが髪切り用のカミソリが見つからず、

あるのは顔剃りようのカミソリだけ。

「カミソリならどれも同じか~」と意気揚々とヘアカット再会。

しかし顔剃り仕様のカミソリは最初のうちだけ良く切れるが、

だんだんすべって切れにくくなってきてしまう。

少しずつ切り進んでは見たものの今度は左右の長さが違ってしまい、

合わせようとするたびにどんどん短くなってしまう。

ガ~ン!!

「ああ~・・ピンチ!」そのとき、

「ただいまぁ~」母が買い物から帰ってきて悪戦苦闘している私を見て一言。

「何やってんの?あ~あ、大変なことになってるよ・・」

もう、自分の力ではどうしようもない状態になっていました。

結局母に手伝ってもらうことに。

自分では見えなかった後ろの首筋がなんとカミソリにあたって血だらけに・・・

手が滑ってザックリ切れてたらそれこそスプラッターもので

大変な騒ぎになるところでした。

そのあと散々笑われたのは言うまでもありません。



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