パーキンソン病とともに生きる (2)気付き
にほんブログ村 パーキンソン病(以下、PDと略す)について第2回目を書きます。私の記事は体験談で、医学的な根拠はありません。ただ、病気でない皆さんも知っておくべきと思うことを記します。今回は、「PDの気付き」について書きます。PDは気づき難い病気です。気が付けば、かなり悪化しているということになりがちです。特に高齢者は、老化による衰えもあり、気付きが遅れがちです。私の場合、初めの気付きは「脚のふるえ」でした。暖かくなりかけた春のある日、脚が小さく震えているのに気づきました。寒くもないのになぜだろう。とても不思議でしたが、似た症状はその後、何度もありました。結局、迷いましたが、街の脳神経外科専門医を受診しました。その間、受診まで数ヶ月後。脳神経外科というのは、受診の決断にはハードルが高い病院です。小さな病院でしたが、判断は的確でした。印象的なのは、次のPDの判定方法です。1)体の右側面または左側面が、壁に沿うように立つ2)立ち位置は、体を壁から10cm程度離す3)壁に近い方の脚を軽く上げて、片足立ちをするこれだけですが、私の場合、右脚を上げての片足立ちができませんでした。つまり、右半身にPDの症状が現れていました。即座に「パーキンソン症候群」と判断され、大きな総合病院の紹介状が出されました。大病院ではMRIなどの検査を受けましたが、特にPDの特定はできていません。PD用の薬が効果を示すので、PDと判定されています。心配な方は、片足立ちでの検査をお勧めします。ただ転倒の恐れがありますので、御家族の立ち合いをお勧めします。大病院に勝る、街の小さな病院の判定技術。経験に基づくものと思いますが、素晴らしいと思います。次回は、「PDにとって悪いと感じること」を書きます。【 大福 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村