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テーマ:今日の健康状態は?(10520)
カテゴリ:***** 科学 *****
先日、リクエストもありました右脳と左脳の話をしましょう。
右脳と左脳の話を書いた多くの本を読みましたが、確定した結論はない気がします。 ただし、いくつかの事実はあります。 レオナルド・ダ・ヴィンチが、鏡文字を書いたことは有名。 鏡文字、つまり裏返しの文字は、内容を秘密にするためとも、左利きのためとも言われます。 しかし、左脳にダメージを受けた患者や、文字を学び始めの子供が、鏡文字を書くことも知られています。 右脳で文字を捕らえた場合に文字が反転し、その後に左脳で補正するために。 鏡文字は、右脳の影響かもしれません。 逆に右脳にダメージを受けた患者は、映像の全体を捕らえられなくなると言われます。 細部を細かく描写はできますが、それが何の場面かが分からなくなります。 右脳は、大きなイメージを捕らえる脳。 失語症は、しばしば左脳のダメージによって起こります。 言葉に関しては、左脳の働きが強い様子。 イメージの右脳、情報整理の左脳。 両者の働きは異なりますが、完全には分かれていません。 必要に応じて、働きを補い合うことも可能です。 得意分野を持ちつつも、助け合う脳の働き。 私たちの内部でも、秘密の助け合いは、いつも続いているのでしょう。 【夢をかなえる方法は ひとつではありません ― ステファン・J・キャネル ― 】 【あきらめる必要はありません ― トム・ハーケン ―】 【不思議の国の 光と闇 - ルイス・キャロル -】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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