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カテゴリ:*** 神話・お話 ***
當麻寺のそばに、中将姫の墓があります。
写真の十三重塔が、その墓と呼ばれる石塔です。 ただし様式は鎌倉時代のもので、中将姫の時代とは大きな隔たりがあります。 中将姫は、747年に右大臣・藤原豊成の娘として生まれました。 しかし5歳で母は亡くなり、その後、継母に疎まれ、虐待されます。 美貌に恵まれた中将姫でしたが、藤原豊成の外出中、 ついに継母は家臣・松井嘉藤太に中将姫の殺害を命じます。 命を惜しむでもなく、極楽浄土を願い読経を続ける、わずか14歳の中将姫。 その姿に、嘉藤太は中将姫を殺めることなく、青蓮寺に隠します。 その後、16歳で、淳仁天皇に、後宮に入ることを望まれます。 しかし、これを辞し、當麻寺の尼僧となります。 26歳の時、中将姫が一夜で織ったと呼ばれる当麻曼荼羅は有名です。 そして、29歳の時、中将姫は西方極楽浄土に召されたと伝わります。 * さて、この中将姫の墓の隣には、五輪塔板碑が多くありました。 「クマタツ1847」さんがご紹介されていた、塔が2個並ぶ碑は残念ながらありませんでした。 ただ、奈良にも五輪塔板碑があることを確認しましたので、ご紹介します。 ・・・・・・・・・・・・ 楽天写真館からの写真が、横向きになるのはなぜでしょう。 アップロード前に縦に回転させているのですが。 どなたかご存知でしたら、ご教授おねがいします。 → 判明しました。mamatam さん、ありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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