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街中に高くそびえる、時計塔。
高く文字盤を置く時計塔は、遠くからも見ることができます。 それゆえ、街のシンボルとして存在します。 しかし、時計塔が高くなったのは、遠くから時刻が見えるようにするためばかりではありません。 時計塔には、高くならなくてはならない理由がありました。 時計塔は正確に時刻を刻むために、歯車を一定の速度で回す必要がありました。 その回転力を得るために、おもりを吊り下げ、その落下する力を使っていました。 おもりの力を使うには、おもりが落下する高さが必要になります。 そのために、時計塔は高くそびえることとなりました。 時計塔の高さはやむを得なかった、欠点のひとつでもありました。 おもりを使わなくなった現在でも、時計塔は高くそびえます。 今日では、時計塔は高さに、シンボルとしての意味を見出したのです。 あなたの思う自身の欠点は、見方を変えれば長所に変わるかもしれません。 時計塔が高さというその特徴に、別の意味を見出したように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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