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テーマ:アニメあれこれ(26112)
カテゴリ:***** 文化 *****
現在、放送中のアニメ、「クジラの子らは砂上に歌う」に注目しています。
以下は、その冒頭の話です。 【公式H.P.】 「クジラの子らは砂上に歌う」 *** 果てのない砂の海に浮かぶ漂泊船、泥クジラ。 そこは広くないけれど、争いのない穏やかで平和な世界でした。 ある者は、外の世界にあこがれました。 しかし砂の海はあまりに広く、外に踏み出すことはかないませんでした。 穏やかな泥クジラの日常は、ある日突然に奪われます。 憧れていたはずの外の世界から、兵士たちが無差別に襲撃してきたのです。 虐殺に次ぐ、虐殺。 無抵抗な泥クジラの人々は、ただひたすらに虐殺されていきました。 相手が子供であっても、虐殺は躊躇なく繰り返されました。 「暴力に暴力で返せばキリがない。話し合いで誤解を解くのです。」 そう叫ぶ者がいる。 「こんな世界は、もうどうでもいい。」 ある者は武器を手に、侵略者たちを殺し初めます。 しかし、それは抵抗という名の、侵略者に対する虐殺でした。 「何も見たくない。このまま目をつぶっていよう。 そうすれば、嫌な物を見なくて済むから。」 主人公は友の亡骸を抱きしめ、争いの場で死を覚悟しました。 そんな主人公の目の前で、幼い子供たちに兵士の銃口が向けられて・・・。 *** 平和を守るということ。 今の日本で大切な、その命題を含むから、この作品に注目しています。 若い世代に影響が強いアニメでは、どの様な答えが出されるでしょうか。 この作品は、原作も連載中です。 そのため、答えはすぐには出されないのでしょう。 また謎解き要素もある作品ですから、戦争と平和という命題は薄れる可能性もあります。 それでもこの作品に注目するのは、きっと若い世代が戦争と平和を考えるきっかけになるだろうから。 若い世代の未来のために、良き答えが導かれることを願います。 現実はアニメと違い、間違った選択をしても、やり直しはできないのだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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