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日光東照宮に眠り猫は、当時では異例の彫刻でした。
当時、猫の彫刻は、眼を見開いて獲物を狙う姿で彫られるのが常だったからです。 眠り猫には、左甚五郎の願いが込められたと言われます。 その願いは、猫が静かに眠れるように、平和であった欲しいという願い。 その願いを裏付けるように、眠り猫の彫刻の裏側では雀たちが遊びます。 そこでは猫と雀も争うことがない、平和な時間が流れています。 今、ふたつの国の間で、まるで殴り合うように会談に向けた調整がされています。 その会談では、平和について語られるそうです。 しかし、平和というものは、静かにやさしく訪れるもの。 もっと静かに、そっと猫の眠りを妨げないように。 「眠り猫 表面」 (画像はウィキペディアより) 「眠り猫 裏面」 (画像はウィキペディアより) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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