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岡本太郎作の梵鐘「歓喜」。
この梵鐘は、名古屋市の久国寺にあります。 前から私も行きたいとブログに書いていましたが、ようやく機会を得ました。 久国寺は名古屋の繁華街、栄の北東、名古屋城の東にあります。 これほど名古屋の中心部近くにありながら行けなかったのは、最寄り駅が清水駅という、私にはなじみがない名鉄瀬戸線にあったためです。 久国寺のある北区の界隈は、驚くほど静かです。 参拝者もおらず、長々と梵鐘を眺めることができました。 見事にトゲトゲな梵鐘です。 しかしそれは単にトゲではなく、人の腕が外に向かって突き出した様子を示しています。 この人の姿が、梵鐘の名前「歓喜」の由来なのでしょう。 他にも面白い図柄もあります。 図柄は曼荼羅のイメージとのこと。 よく見ると、梵鐘の下方では、人々が怪物に追われています。 下方の人々の腕は梵鐘から突き出ておらず、上方に昇った人々のみが腕を梵鐘の外に突き出すことを許されています。 煩悩という怪物から脱却した、人々の歓喜を表しているように思いました。 この梵鐘は、大阪万博より前の1965年に製作されました。 梵鐘には”Taro 1965”と”岡本太郎 昭和四十年”の2種のサインがあります。 もちろん梵鐘は突けませんが、軽く指で弾いても良く響きます。 鐘とトゲ(人の腕)を指で弾いた時の音の違いが分かります。 やはりトゲは高音を響かせるようです。 除夜の鐘では、計108人まで鐘を突くことが許されます。 鐘を突く幸運な方は、その”歓喜”の音色を堪能ください。 【楽天商品: 2020年 ロイヤルコペンハーゲン 干支フィギュリン】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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音は?鳴るの?どんな音?というのが気になっていたので、それがわかってよかったです。
除夜の鐘の108人に入ることは希望しませんが、指で弾いた音を聴いてみたいです。 名古屋、いかないとだわ。 (2019.12.02 20:30:39)
こんばんは
さすが岡本太郎氏、存在感が強いですね。 (2019.12.02 21:25:30)
流石に岡本太郎作だけあって、この梵鐘も爆発していますね。
梵鐘まで作っていたとは知りませんでした。 (2019.12.02 21:48:13)
こんばんわ~♪
遠目に見ると凄いトゲトゲだね~ あの棘は人の腕になっているなんて思ってもいませんでした やっぱり発想が普通の人とは違うんだね 除夜の鐘が衝かれるまでもう1ヵ月も有りませんね どんな人たちがここに並んで順番を待つんだろうな~ (2019.12.02 22:58:24)
歓喜の音色で響くのでしょうか
ゆく年くる年 で取材されそうですね 久しぶりに語りを聞いて懐かしかったです https://www.youtube.com/watch?v=_lX1QtO2v90 (2019.12.02 23:14:17)
岡本太郎さんの作品は 特徴的だから
すぐわかる あの作品のパワーはスゴイよね。 どんな音するんだろ? 10億円って おそれおおくて たたけないよ~(^_^) (2019.12.02 23:40:45)
おはようございます
この寺院 名古屋では チョット 有名ですね まだ参拝したことないです 独特の梵鐘ですね 大阪万博を 思い出します 年内に 行ってみたいです (2019.12.03 07:57:49)
こんにちは〜♪
いつもお世話になりありがとうございます。 しばらくは寒気の影響で、平年より気温の低い状態が続くとの天気予報 体調を崩さないよう、十分気をつけてお過ごし下さい。 ☆ (2019.12.03 17:13:59)
おはようございます〜♪
いつもお世話になりありがとうございます。 今日も西高東低の冬型の気圧配置! 関西地方は朝から日差したっぷりあるも寒いです。 寒暖差により体調を崩さないよう、十分気をつけてお過ごし下さい。 ☆ (2019.12.05 09:09:20)
こんにちは(^^)
名古屋には見どころがいろいろあるんですね~。 また行ってみたいです(^^) 10億円の鐘ですか~、すごい!!! さすがにインパクトのあるつくりですね。 トゲトゲって珍しい~。 私も指ではじいてみたいなあ。 (2019.12.05 14:18:57)
おはようございます。まずおわび。11月21日の日記の分のお返事は遅れてもうしわけありません。
いままでにももしかしたらあるかもしれませんが、すみませんでした。 今頃ですが、お返事を書きました。 あちこち行かれたら色々な事や、色々な物がみられますね。梵鐘~岡本太郎がかかわっていただけでも不思議な気がします。 芸術家もあちこち足跡をのこしていられるのですね。 (2019.12.07 06:53:09) |