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カテゴリ:浅野祥雲
なんとも言えない表情。
これも浅野祥雲が製作したコンクリート像です。 この像がある場所は、愛知県日進市の五色園です。 五色園は大安寺がある、日本唯一の宗教公園です。 先日の久園寺の日記で、トンカツ1188さんからも五色園にも浅野祥雲の像があるとのコメントを戴きました。 実はこの五色園の紹介も準備していました。 五色園には約100体の浅野祥雲の像があります。 浅野祥雲が昭和9年から10年かけて作り上げた像の数々です。 写真の像は「身代わりの名号」。 五色園の像は、親鸞聖人の伝説を表現しています。 「身代わりの名号」は次の様な話。 平次郎の妻おすわは、親鸞聖人を信心していました。 しかし平次郎はそれを快く思わず、おすわは隠れて親鸞聖人を信心しました。 親鸞聖人から授かった名号に、隠れて礼拝するおすわ。 平次郎はそれを浮気と誤解し、おすわを切り捨てました。 平次郎はおすわの遺体を竹藪に埋めて家に帰ります。 すると驚いたことに、切り捨てたはずのおすわが家にいます。 慌てて埋めた場所を掘り返すと、そこには血に染まった名号がありました。 その名号は「帰命」の文字が、真っ二つに切られていました。 名号がおすわの身代わりとなったのです。 その後、平次郎も親鸞聖人を信心するようになったそうです。 五色園の像は、最近の何度もの修復で、色が塗りが直されました。 そのおかげで、鮮やかな像の数々を見ることができます。 浅野祥雲の像は、よく見ると味わいがあります。 五色園の像のご紹介は、今後も時々あるかと思います。 【楽天商品: 2020年イヤープレート】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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