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愛知県西尾市の赤羽根古城跡に建つ、赤羽別院親宣寺。1700年建立の親宣寺は楼門が立派です。
楼門は彫刻も精緻。 そして彫刻をよく見ると、面白い模様が見つかります。 卍の文字があるのがおわかりでしょうか。 ただし逆向きの右卍です。 右卍はハーケンクロイツの悪い連想をさせますが、もちろんこの彫刻は無関係。 かつてドイツのシュリーマンンが、トロイ遺跡内部で右卍模様を発見しました。 これをナチスがアーリア人の象徴として採用したのがハーケンクロイツです。 仏教では左卍は”和”を、右卍は”力”を示すそうです。 親宣寺は城跡に建立されていますから、力を示す右卍なのでしょう。 寺院の彫刻は、よく見ると発見があります。 皆さんもお見逃しなく。 【やわらかいフリスビー】 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こんばんは
左右の卍、勉強になりました。 (2020.06.11 19:25:47)
右卍と左卍にそんな意味があったとは知りませんでした。
お寺の彫刻の中にこんな紋様を見つけてみるのは面白そうですが、知識がないわたしは、見ても素通りしてしまいますね、きっと。 (2020.06.11 20:16:37)
面白いですね。
以前、私がアップした石造の卍が右卍だと指摘いただいたことを思い出しました。 漠然と見るのではなく、目を持って見なくてはいけませんね。 (2020.06.11 20:21:52)
ハーケンクロイツまたはスワスティカはこんなふうに45度傾いてますよね。卍(まんじ)は寺院の象徴だと理解していましたが、日本でも右向きで45度に傾いてるものがあるとは知りませんでした。
手裏剣フリスビーちょっと欲しいです。 (2020.06.11 20:23:16)
赤羽別院親宣寺の1700年に建立されたという楼門、
本当に立派ですね~♪ 多くの戦争があった中、 よくぞ焼けずに無事残されたと思ってしまいます。 卍についても、ナチスが使わなければ トロイ時代が残した歴史ある形として 批判されたりしなかったものを。 (2020.06.12 06:52:20)
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