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テーマ:動物好きさん集まれ~(968)
カテゴリ:***** 文化 *****
名古屋市中区大須。
そこには招く様に手を上げた”まねき狐”がいます。 神社の名前も”まねき稲荷”。 愛知県では”特殊扱い”される、まねき狐。 しかし、まねき狐は、けっして特殊なものではありません。 ご覧の様に、神棚用に販売される狐は、手を上げて招いています。 「神棚用 稲荷狐」 実は、まねき狐は、まねき猫の起源と言われます。 狐は、米を食べるネズミを食べる縁起物。 商売繁盛を願う稲荷社に、まねき狐として祀られました。 稲荷社には、子孫繁盛のご利益もあります。 そのため、狐の尻尾を男性器にした狐の置物も作られました。 特にその狐は、遊郭や水商売のお店で人気になりました。 そして、それらの場所では、神棚にまねき狐を祀りました。 明治5年、明治政府は公序良俗を乱すとして、まねき狐を禁じました。 そこでまねき狐をまねて作られた「まねき猫」が普及しました。 愛知県には常滑市という、まねき猫の産地があります。 まねき狐が愛知県で希少なのは、まねき猫の御当地だからかもしれません。 【 ペアまねきコンコン 】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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