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カテゴリ:浅野祥雲
生みの親に確証がないというのは、寂しいものです。
そして会ってくれる人も少ないとしたら、なおさらでしょう。 聖願寺の境内、本殿裏の石仏群とともに待つ者達がいます。 その者達は浅野祥雲の作品”だろう”と言われます。 作者の銘が確認できませんから、正確な作者はわかりません。 聖願寺は以前紹介した、 名古屋市緑区姥子山の弘法大師像の傍にあります。 弘法大師像からは、歩いて数分の距離です。 【名古屋市緑区姥子山の弘法大師像】 「あの白い顔がわすれられない」 制多迦童子様は、やはりこちらを見ています。 でも怖い目ではありません。 矜羯羅童子様は少し遠い目。 やはり寂しいのでしょうか。 弘法大師様もおられます。 作風から、浅野祥雲の作品で間違いはないでしょう。 これらの寂しい者達に、だれか会ってあげてください。 【持ち物には名前を】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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