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寺院では、迫力のある石像に出会うこともあります。
例えば、愛知県東海市 王林寺の風神・雷神。 まずは、風神。 そして、雷神。 仁王像の代わりに、山門を守れそうな力強さ。 風神雷神と言えば、俵屋宗達の風神雷神図を連想します。 (画像出典: ウィキペディア) よく見ればこの屏風絵は、少し奇妙な構図です。 風神も雷神も絵の隅で、今にも見切れそう。 それなのに、中央には広い空間があります。 この屏風絵が俵屋宗達の作品という証拠は、どこにもありません。 作者の銘も一切ありませんが、誰もが俵屋宗達の作品と信じています。 風神雷神図を見ていると、屏風の中央の金の空間に、心が引込まれてしまいます。 気がつけば、左に風神、右に雷神。 嵐が迫るただなかにあって、不思議なほどに心静かでいられるのです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ ※ 陶器で見る風神・雷神 【 九谷焼 風神 / 信楽焼 雷神 】 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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風神雷神像、迫力のある石像ですね。
体の筋肉が、柔らかささえ感じさせます。 俵屋宗達の屏風絵、署名も印もないのですか。 知りませんでした。 真作という決定的な証拠がどこかにあるよでしょうか? そういえば疑わしいとかそういう話って聞いたことがないですよね。 (2020.11.21 13:44:10)
こんにちは
先日、宗達の風神雷神図を使ったマスクを見かけました。 (2020.11.21 14:36:46)
>外出帰省の可能性、ありますね。
さすがの菅さんも、GoToトラベル・イートの運用見直しを表明しましたね。 ちょっと経済が心配だけど、感染拡大は防がなくてはいけませんからね。 (2020.11.21 17:23:51)
kopanda06さま こんばんは。ご無沙汰しています。
風神雷神図屏風は以前、京都国立博物館で展示されていたのを拝見しました。 背景となる金箔は、装飾を越えて無限の奥行をもつある濃密な空間を表しているとか。傑作と呼ばれるゆえんだそうです。 >不思議なほどに心静かでいられるのです。 本当に見ていて穏やかになる絵です。ただ自宅に複製品を飾ろうという気にはなれませんが…(笑)。 (2020.11.21 20:21:31)
こういう屏風絵って、真ん中に偉い人が座っている、ってことを前提にして描かれたのかなとか思うんですけどね。間違ってるかなぁ。
ほら、ヨーロッパの昔々のAltarpiece(祭壇画)にはほぼ必ず、依頼者(出資者)の姿がどこかに描かれていたりするじゃないですか、あんな感覚で。 (2020.11.21 23:12:14)
>サギの様に常連さんがいないと心配になりますね。
青のサギも、いつも同じところに行ってくれますが、いつまで続きますかねぇ・・・ カメラマンが最近はあまり見かけない人も来るようになりました。 新たな常連さんになるのかな? (2020.11.23 17:04:38)
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